他分野の取り組み社会保障教育

はじめに

【社会保障教育の教材】

指導者用マニュアルリーフレット 縦[802KB] 横[986KB]
 
  • 高等学校公民科「公共」の学習指導要領には、「少子高齢社会における社会保障の充実・安定化」を取り扱う旨が記載されています。これから社会に出る若い世代の方々に、社会保障の意義を知り必要な時に制度を使えるようにするとともに、社会保障について、自分事として考えていただきたい。そういった思いから、厚生労働省では社会保障の授業に使える指導案、教材を作成するなど、社会保障教育の推進に取り組んでいます。
  • 教材は、社会保障の基本を学ぶ資料として、高校生に限らず広くご活用いただけるように作成しています。また、本ページに、社会保障を取り巻く社会情勢や個別の社会保障制度について分かりやすく説明した資料、ウェブサイト等の情報を集約しておりますので、あわせてご活用ください。


【社会保障教育で厚生労働省が伝えたいポイント】

  • 人生にはケガや病気など、自分ひとりの力では解決することが難しく、誰もが直面しうる困難なできごとがあり、これらに対応するため、社会全体で支え合う仕組みが社会保障制度です。この仕組みに参加することで、実際に困難なできごとに直面した人を支えるとともに、いざというときに、自分自身を守ることになります。
  • 社会保障は、高齢になった時の給付だけではなく、若い時の病気やケガの治療、障がいを負った時の年金、子育て支援など、一生を通じて私たちの生活を支える役割を担っています。

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社会保障教育の教材

ストーリー教材 ~困ったときにはこんな制度があります~

  • この教材を通じて、困難な出来事に直面した状況を追体験しながら、困り事に応じた相談窓口や支援制度等について、政府のウェブサイトを活用して調べることが可能(3セット分収録)
  • 身近な事例を通して、社会保障が自分たちの生活の安定に果たしている役割を実感できるよう、制度ではなく人物を中心に置いた教材に
  • 本教材を社会保障に関する授業の導入として活用いただくことにより、社会保障を自分事と捉えた上で、関連情報の収集、課題の追究や解決といった学習に主体的に取り組めるようにすることを主眼に置いています。
  • ICTを活用して具体的なトラブルへの対処方法について情報収集する学習を通じ、情報リテラシーや将来困ったときに必要な制度を活用できる力を身に付けられるよう、政府のウェブサイトに関する資料を付けています。
 
  ダウンロードはこちら ☞ ストーリー教材指導者用マニュアル(全体版)[2.7MB]

ストーリー1 ケガで長期間入院することになったら?

■教材と指導案(編集可能)
 ダウンロードはこちら  教材[3.2MB] 指導案[5.9MB]

ストーリー2 事故で車イスが必要な生活になったら?

■教材と指導案(編集可能)
 ダウンロードはこちら ☞ 教材[1.4MB] 指導案[4.2MB]


■教材と指導案(編集可能)
 ダウンロードはこちら ☞ 教材[1.8MB] 指導案[4.7MB]


(参考書籍)15歳からの社会保障 人生のピンチに備えて知っておこう!

「あなたを大切に思いサポートしてくれる人や仕組みが社会にはある。
 人生の早いタイミングでそのことを知ってほしい。」

【著者】 横山 北斗さん ソーシャルワーカー
 NPO法人Social Change Agency代表理事、令和5年度社会保障教育の推進に関する検討会構成員
(参考)令和5年度検討会 横山委員プレゼンテーション資料[520KB]

映像教材

  • 授業の導入や学習のまとめとして、そのまま流せる動画を2本作成しました。
  
  ダウンロードはこちら ☞ 映像教材指導者用マニュアル(全体版)[1.4MB]
(1)これから起こるかもしれない困難なできごとと対応する制度
   
映像視聴後、困難にできごとに応じた制度等を調べるワークシートを用意しています。

 
 
映像の視聴はこちらから ☞ 【YouTube】

 
  教材のダウンロードはこちら ☞ 教材[1.8MB] 指導案[3.5MB]
(2)これから起こるかもしれない困難なできごとへの備え方
   
学習のまとめとして、社会保障制度の在り方について議論する際に活用可能です。

 
 映像の視聴はこちらから ☞ 【YouTube】


  教材のダウンロードはこちら ☞ 教材[1.8MB] 指導案[2.1MB]

 



「お金は幸せになるための道具。物を買うだけではなく、税や社会保険料を払うことも、
 結局は、幸せになるための道具として活用されているということを知ってほしい。」

【映像教材共同制作者】いちのせ かつみさん
ファイナンシャルプランナー、生活経済ジャーナリスト。インターネットTVプロデューサー兼パーソナリティ。
長年、こども向けの社会保障教育、金融経済教育に尽力。
(参考)令和5年度検討会 いちのせ氏プレゼーテーション資料[9.8MB]

高等学校新学習指導要領対応 人生100年時代の社会保障を考える
「主体的・対話的で深い学び」実現のための高校生向け社会保障教育指導者用マニュアル


■指導者用マニュアル(令和5年7月更新)
 ダウンロードはこちら ☞ 指導者用マニュアル全文[18.7MB] ※令和6年版に更新予定
  • 高校生向け社会保障教育モデル授業の指導案、教材等を収録した指導者用マニュアルです。
  • 特に副教材、コラム集については、社会保障(特に公的年金保険・公的医療保険)の基本を学ぶ資料として、高校生に限らず広くご活用いただけます
【モデル授業の指導案】
  • 高校生が社会保障の意義や仕組みを理解し、必要な制度を活用できるようにするとともに、社会保障について自分事と思えるよう、学習の題材として主に「公的年金保険」又は「公的医療保険」を扱うモデル授業(50分×2コマ)をそれぞれ2種類、計4つ収録しています。
  • 各モデル授業は、そのまま2コマ分の授業としてご活用いただくこともできますが、全体の授業の流れや生徒の関心等に応じて一部を抜き出してご活用いただくことも可能です。
  • 社会保障に関する授業の実施に際しては、個別の制度について深く学習するだけではなく、ぜひ社会保障全体についても取り扱っていただくようお願いいたします。



■マニュアルに掲載された指導案、ワークシート、副教材等(編集可能)
 ダウンロードはこちら

〇公的年金保険を題材としたモデル授業(2)【年金2】

高校生向け社会保障教育モデル授業補助資料

  • モデル授業を活用しようとする高等学校等の教員を対象に、モデル授業を活用した授業の例をご紹介しています。ワークシート、副教材等と対応する指導案が一覧できるようにまとめています。
  ☟ダウンロードはこちら
モデル授業(公的年金保険(1))補助資料(令和4年3月掲載)[4.3MB]
モデル授業(公的医療保険(1))補助資料(令和4年3月掲載)[3.4MB]

モデル授業(公的年金保険(1))補助資料 ※令和6年版に更新予定
モデル授業(公的医療保険(1))補助資料 ※令和6年版に更新予定

補助資料の例(令和6年版)

(映像資料DVDの貸出申込先)
  • 映像資料は、モデル授業を活用しようとする高等学校の教員を対象として作成しておりますので、貸出先は高校生向けに社会保障教育を実施する予定の高等学校等のみとなります。DVDの貸出は無料ですが、送料はご負担いただいております。
  • 申し込みフォーム[27KB]に必要事項をご記入の上、メール(seisakugohan*mhlw.go.jp※)にてお申し込み下さい。ご記入いただいた情報は申込み受付、映像資料DVD送付にのみ使用いたします。また、ご本人の同意なしに第三者に提示・提供することはありません。迷惑メール防止のため、メールアドレスの一部を変えています。「*」を「@」に置き換えてください。

社会保障の教育推進に関する検討会報告書 -資料編-
~生徒たちが社会保障を正しく理解するために~(平成26年7月)

  • 限られたコマ数の中で社会保障を正しく理解するため、「社会保障を支える考え方」を中心に、「社会保障の理念・内容・課題」を「重点とすべき項目」として位置づけることとしました。そしてこの項目の理解に役立つよう、教科書的なテキスト教材、学習への興味を喚起しモチベーションを高める映像教材等を作成しました。

 
社会保障を教える際に重点とすべき学習項目

 

テキスト
副教材
授業展開例

■ 社会保障教育の映像教材
  • この映像教材は健康保険・公的年金など社会保障制度についてわかりやすく紹介しています。誰にでも起こりうるリスクに対して、社会全体で支える仕組みである社会保障制度の意義を学んでいただくことを目的としています。
 
 DVDの視聴はこちらから(約26分)☞ 厚生労働省動画チャンネル(YouTube 

【チャプター】※制度の解説部分だけご覧になりたい場合はこちら☟
健康保険の解説(約3分)
公的年金の解説(約3分)
健康保険・公的年金に関するQ&A(約4分)※学生納付特例制度などについて解説
学習のまとめ(約2分)

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社会保障教育の推進のためのこれまでの取組(検討会等)

■社会保障教育推進事業(令和4年度)
  報告書[4.7MB]
  副教材等[3.7MB]
  • 報告書中の「高等学校の教員等の意見聴取結果」には、必ずしも高等学校学習指導要領(平成30年告示)に沿っていないものの、教育現場の実態を把握する上で参考になると考えられるご意見も、そのまま記載しています。
  参考資料 社会保障の正確な理解についての1つのケーススタディ
 

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