デング熱について
デング熱は、蚊に刺されることによって感染する疾患です。
デング熱は急激な発熱で発症し、発疹、頭痛、骨関節痛、嘔気・嘔吐などの症状が見られます。通常、発症後2~7日で解熱し、発疹は解熱時期に 出現します。デング熱患者の一部は、まれに重症化してデング出血熱やデングショック症候群を発症することがあり、早期に適切な治療が行われなければ死に至ることがあります。
屋外の蚊が多くいる場所で活動する場合は、でぎるだけ肌を露出せず、虫よけ剤を使用するなど、蚊にさされないよう注意してください。
厚生労働省では、引き続き関係自治体や機関と連携し、迅速な情報収集と国民への情報提供を行ってまいります。

重要なお知らせ
国民の皆様へ
2014年に、国内でデング熱に感染したことが確認された患者が報告されました。
2016年には、海外から帰国した方がデング出血熱を発症し、死亡する事例が発生しました。
2019年にも、国内でデング熱に感染したことが確認された患者が報告されました。
※2019年10月16日掲載 デング熱の国内感染症例の発生について(自治体あて通知)
蚊に刺されてから3~7日程度で高熱のほか、発疹、頭痛、骨関節痛、嘔気・嘔吐などの症状が見られれば、デング熱の可能性もあります。また、デング熱患者の一部は、まれに重症化してデング出血熱やデングショック症候群を発症することがあり、早期に適切な治療が行われなければ死に至ることがあります。そのため、早めに医療機関を受診してください。
海外へ渡航される方へ
デング熱の発生地域へ渡航する場合は、長袖・長ズボンを着用したり、蚊の忌避剤(虫よけスプレー等)を使用したりして、蚊に刺されないように注意してください。
また、海外からの帰国者は、体調に異常がある場合は、到着した空港等の検疫ブースで検疫官に申し出てください。帰国後に症状が認められた場合は、医療機関を受診し、海外への渡航歴を告げてください。
1 Q&A
2 啓発ツール
3 自治体、医療機関向けの情報
4 検疫所向けの情報
5 報道発表資料
6 平成26年 国内感染事例
7 リンク
- 蚊媒介感染症に関する特定感染症予防指針[PDF形式:232KB][258KB]
- デング熱・チクングニア熱等蚊媒介感染症の対応・対策の手引き 地方公共団体向け(H29.4.28改訂)[PDF形式:2,582KB]
- デング熱・チクングニア熱・ジカウイルス感染症等の媒介蚊対策<緊急時の対応マニュアル>
- 蚊媒介感染症の診療ガイドライン[2.0MB]
- 感染症法に基づく医師の届出について
- デング熱について(第2版)[PDF形式:422KB]
- デング熱とは(国立感染症研究所)
- デング熱新着情報(厚生労働省検疫所 FORTH)
- 蚊媒介感染症専門医療機関一覧(一般社団法人日本感染症学会)
- 保健所管轄区域案内(厚生労働省)
関連情報
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