映画「父と僕の終わらない歌」とタイアップ!
厚生労働省は、認知症に関する正しい知識及び認知症の人に関する正しい理解を深めるため、今年の5月23日(金)公開の映画『父と僕の終わらない歌』とタイアップします。その一環として、普及啓発ポスターの作成や特設サイトの開設をしました。
この作品は、世界中に笑顔と希望を届けた、実在の父子の奇跡の実話を元に製作された映画で、アルツハイマー型認知症と診断された父とその息子が、家族や仲間と共に、かつて父が諦めたレコードデビューの夢に挑む姿が描かれています。
令和6年1月に施行された「共生社会の実現を推進するための認知症基本法」においても、認知症の人を含めた国民一人一人がその個性と能力を十分に発揮し、相互に支え合う「共生社会」を目指すこととしています。
厚生労働省は、今回の取り組みを通して、多くの方が認知症について知り、理解を深めるきっかけとなることを期待しています。今回の普及啓発ポスターは、各都道府県・市区町村、認知症分野の関係団体等に掲出する予定です。
🄫2025「父と僕の終わらない歌」製作委員会
今回の取組に関係する施策
認知症についての知識や、相談先などを知りたい方はこちらをご覧ください。
■「共生社会の実現を推進するための認知症基本法」についてはこちら
■認知症施策についてはこちら
■認知症に関する相談先はこちら
認知症サポーターについて
認知症に対する正しい知識と理解を持ち、認知症の人やその家族に対してできる範囲で手助けする「認知症サポーター」を全国で養成し、認知症の人にやさしい地域づくりに取り組んでいます。
■認知症サポーターについてはこちら
日本認知症官民協議会について
行政、経済団体、医療・福祉団体、学会等、約100団体が参画し、認知症にかかる諸問題への施策を協力して推進する組織です。認知症への理解を深め、認知症にやさしい行動を広げていく、認知症バリアフリー社会の実現に向けた環境整備を官民が連携して進めています。
■日本認知症官民競技会についてはこちら
映画『父と僕の終わらない歌』のご紹介
かつてレコードデビューを夢見たものの、息子・雄太のためにその夢を諦めた父・哲太。
横須賀で楽器店を営みながら、時折地元のステージで歌声を披露しては喝采を浴びてきたユーモアたっぷりで人気者の哲太は、ある日、アルツハイマー型認知症と診断されてしまう。
全てを忘れゆく父を繋ぎ止めたのは、彼を信じ支え続けた息子、強く優しい母、強い絆で結ばれた仲間、そして父が愛した音楽だった-。
大好きな歌を歌う時だけ、いつもの父さんが戻ってくる。
父さんの夢は僕ら家族の、皆の夢となって再び動き出す-。
出演:寺尾聰 松坂桃李 ほか
監督:小泉徳宏 脚本:三嶋龍朗・小泉徳宏 音楽:横山克
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
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