映画『オレンジ・ランプ』とタイアップ!

厚生労働省は、認知症への理解促進を図るため、今年6月30日(金)公開の映画『オレンジ・ランプ』とタイアップします。その一環として、普及啓発ポスターを作成しました。
今回タイアップする映画『オレンジ・ランプ』は、若年性アルツハイマー型認知症の主人公やその家族が、悩み葛藤しながらも生活の中で工夫したり、周囲の理解を得たりしながら、本人らしい暮らしを始める過程を描いたものです。認知症ご本人には希望と勇気を、そのご家族には気付きを与えてくれる作品です。また、認知症に直面していない人にとっても、「自分ごと」として考え、認知症に対する誤解や思い込みを解くきっかけを与えるストーリーとなっています。
今回作成した普及啓発ポスターは、全国の都道府県や市区町村、映画にも登場する認知症の人と家族の応援者・認知症サポーターを育成する企業や職域団体などで掲出しています。

〈今回の取組に関係する施策〉
■認知症について知りたい方へ
認知症についての知識や、相談先などを知りたい方はこちらをご覧ください。
「認知症について知りたい方へ」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/ninchi/index.html
「認知症に関する主な相談先」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000076236_00003.html
■若年性認知症について
若年性認知症と診断された本人と家族が知っておきたいことをハンドブックにまとめています。
「若年性認知症ハンドブック(改訂版)」
https://www.mhlw.go.jp/content/2020_jyakubook.pdf
■認知症サポーターについて
認知症に対する正しい知識と理解を持ち、認知症の方やその家族に対してできる範囲で手助けする「認知症サポーター」を全国で養成し、認知症の方にやさしい地域づくりに取り組んでいます。
「認知症サポーター」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000089508.html
■日本認知症官民協議会について
行政、経済団体、医療・福祉団体、学会等、約100団体が参画し、認知症にかかる諸問題への施策を協力して推進する組織です。認知症への理解を深め、認知症にやさしい行動を広げていく、認知症バリアフリー社会の実現に向けた環境整備を官民が連携して進めています。
「日本認知症官民協議会」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/ninchi_kanmin.html
〈『オレンジ・ランプ』のご紹介〉
トップセールスマンとして充実した毎日を過ごしていた主人公は、ある日を境に、お客様やスタッフの名前も忘れるなど、少しずつ異変を感じるようになり、病院で検査を受けた結果、若年性アルツハイマー型認知症と診断を受けます。
明るく前向きな妻と、不安と葛藤の日々を過ごす主人公。
あることをきっかけに妻や本人の意識が変わり、職場や地域の人々の意識も変わっていき──。
認知症と診断されながらも、夫婦で如何に、前向きに生きていくのかを描く本作は、認知症になっても希望を持って前向きに暮らしている姿や認知症への理解を促すとともに、改めて家族や仲間との絆の素晴らしさを感じ、人の未来は希望に満ち溢れていると確信できる作品となっています。
出演:貫地谷しほり 和田正人
監督:三原光尋 企画・脚本・プロデュース:山国秀幸
配給:ギャガ ©2022「オレンジ・ランプ」製作委員会
6/30(金)新宿ピカデリー他全国ロードショー
※詳しくは、公式サイトをご覧ください。
〈月刊厚生労働6月号特別対談「オレンジ・ランプ」〉
貫地谷しほりさん(主演)、町亞聖さん(フリーアナウンサー)と認知症施策・地域介護推進課の和田企画官が、対談した月刊厚生労働6月は、こちら
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou_kouhou/kouhou_shuppan/magazine/202306.html
取材時のオフショット画像
問い合わせ先 ○施策に関すること 老健局認知症施策・地域介護推進課 03(5253)1111(内線3973) ○タイアップ全般に関すること 大臣官房総務課広報室 03(5253)1111(内線7141) |