高年齢労働者の安全衛生対策について


 労働災害による休業4日以上の死傷者数のうち、60歳以上の労働者が占める割合は、近年増加傾向にあります。高齢者の就労が一層進むと予測される中、高齢者が安心して安全に働ける職場環境の実現が求められています。

高年齢労働者の安全と健康確保のためのガイドライン

 人生100年時代に向けた高年齢労働者の安全と健康に関する有識者会議の報告書を踏まえ、安全と健康確保のために事業者及び労働者が取り組むべき事項をとりまとめました。

「高年齢労働者の安全と健康確保のためのガイドライン」の策定について(令和2年3月16日付け基安発0316第1号)[1.5MB]

パンフレット「高年齢労働者の安全と健康確保のためのガイドライン」(8ページ版、令和6年5月)[1.9MB]

パンフレット「高年齢労働者の安全と健康確保のためのガイドライン」(1ページ版、令和6年5月)[227KB]
 

高年齢労働者の安全衛生対策に関する各種事業

エイジフレンドリー補助金事業

 エイジフレンドリー補助金は、⾼齢者を含む労働者が安⼼して安全に働くことができるよう、中小企業事業者による高年齢労働者の労働災害防止対策やコラボヘルス等の労働者の健康保持増進のための取組に対して補助を行うものです。 

エイジフレンドリー補助金について 

高年齢労働者安全衛生対策実証等事業

 厚生労働省では、高齢者の特性に配慮し、高年齢労働者が安心して安全に働くことのできる取組(以下、「高年齢労働者安全衛生対策」という。)の普及のため、独創的・先進的な安全衛生対策を募集します。

令和2年度「高年齢労働者安全衛生対策実証等事業」について

令和3年度「高年齢労働者安全衛生対策機器実証事業」について

報告書

 人生100年時代を迎え、高齢者から若者まですべての人が元気に活躍でき、安心して暮らせる社会づくりが必要とされています。今後、60歳以上の雇用が一層進むものと予測される中、労働災害による休業4日以上の死傷者のうち、60歳以上の労働者の占める割合は26%(平成30年)で増加傾向にあります。こうした状況を踏まえ、この有識者会議は、高年齢労働者の安全と健康に関して幅広く検討するため、令和元年8月から同年12月までに5回にわたり開催したものです。

「人生100年時代に向けた高年齢労働者の安全と健康に関する有識者会議」報告書(令和2年1月)

検討会

人生100年時代に向けた高年齢労働者の安全と健康に関する有識者会議

資料・リーフレット等

 高年齢労働者の安全衛生に関する資料やリーフレットです。ぜひ、ご活用ください。
 

転倒・腰痛予防!「いきいき健康体操」

(令和元年度厚生労働科学研究費補助金 労働安全衛生総合研究事業「エビデンスに基づいた転倒予防体操の開発およびその検証」の一環として製作)

エイジアクション100~ 生涯現役社会の実現につながる高年齢労働者の安全と健康確保のための職場改善に向けて ~(平成30年)

高年齢労働者の活躍促進のための安全衛生対策-先進企業の取組事例集(中央労働災害防止協会,平成29年)

高年齢者に配慮した交通労働災害防止の手引き(高年齢になっても安全・健康に働くために)

高年齢労働者の身体的特性の変化による災害リスク低減推進事業に係る調査研究報告書
 (「転倒等リスク評価セルフチェック票」を含む,平成22年)

高年齢労働者に配慮した職場改善マニュアル~チェックリストと職場改善事項(平成21年)

高年齢労働者に配慮した職場改善事例(製造業)

 

【照会先】
労働基準局安全衛生部安全課
サービス・マネジメント班(内線5487)