職業能力評価基準
職業能力評価基準
目次
1.職業能力評価基準について
「職業能力評価基準」とは、仕事をこなすために必要な「知識」と「技術・技能」に加えて、「成果につながる職務行動例(職務遂行能力)」を、業種別、職種・職務別に整理したものです。
平成14年度から、業種横断的な事務系職種のほか、電気機械器具製造業、ホテル業などものづくりからサービス業まで幅広い業種を整備しており、公的な職業能力の評価基準です。
この基準は、業界内での標準的な基準であるため、各企業で適宜カスタマイズしてご活用[485KB]してください。
2.活用ツール
職業能力評価基準は、人材育成や採用、人事評価、さらには検定試験の「基準書」として、様々な場面で活用できるものとなっています。「人材育成」、「採用」、「人事評価」といった人事管理上のニーズに対して企業内の標準的な基準として活用することはもとより、自社版として独自にカスタマイズしてご活用[407KB]して下さい。
2.1 職業能力評価基準を核とした人材育成システム
職業能力評価基準をもとに、企業が人材育成に取り組むに当たって、より簡単に利用できるツールとして、一部の業種に「職業能力評価シート」や「キャリアマップ」を作成しています。
2.2 キャリアマップ・職業能力評価シート
効果的な能力開発や評価レベルの向上、キャリアパスの明確化、人材の早期育成を目的に、キャリアマップと合わせて職業能力評価シートを活用することで、キャリアの道筋に沿った社員の成長を支援することが可能になります。
キャリアマップ、職業能力評価シート及び導入・活用マニュアル(16業種)
2.3 モデル評価シート・モデルカリキュラム等
ジョブ・カード制度を利用して職業訓練(雇用型訓練)に取り組む企業が活用できる「モデル評価シート」と「モデルカリキュラム」です。さらに、モデル評価シートを用いて評価する際の目安を一覧にしています。
2.4 キャリアコンサルタント等支援者向け資料
キャリアコンサルタント等支援者向けの「マニュアル」です。相談者にキャリアコンサルティングを行う際の活用方法を解説しています。
3.活用事例
職業能力評価基準に準拠した検定試験や活用ツール(業種別、職種・職務別に整理された「職業能力評価基準」を用い、現在の能力レベルを把握、評価するための「職業能力評価シート」、業種内でのキャリア形成の指針となる「キャリアマップ」)を用いた、個別の活用事例をご紹介しています。
人材開発統括官能力評価担当参事官室
職業能力評価基準係
TEL:03(5253)1111内線5859
E-mail:hyoukakijun×mhlw.go.jp
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