令和5年度 里親養育包括支援(フォスタリング)機関人材育成事業に係る公募について

1. 事業目的

 里親養育包括支援(以下「フォスタリング」という。)業務(※)においては、里親の広報・リクルート及びアセスメント、里親に対する研修及び里親とのマッチング、里親養育への支援、委託児童の自立に向けた支援の各段階において、里親と子どもについての適切なアセスメント、里親との信頼関係を基盤とした里親養育のサポートやスーパービジョンに加え支援のコーディネートといったソーシャルワーク、チーム養育を実現するための関係機関との連携などがあり、その業務を担う職員の十分な専門性と支援を遂行するための資質・能力等が求められる。
 そのため、フォスタリング業務を担う職員が受講する研修の実施や、全国フォーラムを開催することにより、フォスタリング業務に従事する者の資質向上に加えてフォスタリング業務の担い手の確保を図るとともに、令和4年6月に成立した改正児童福祉法による里親支援センターの創設を見据え、令和6年度からの円滑な法施行に向けた里親養育の包括的な支援体制の構築への理解を深めることを目的とする。

※ フォスタリング業務とは、里親の広報・リクルート及びアセスメント、里親登録前後及び委託後における里親に対する研修、子どもと里親家庭のマッチング、子どもの里親委託中における里親養育への支援、里親委託措置解除後における支援に至るまでの一連の過程において、子どもにとって質の高い里親養育がなされるために行われる様々な支援であり、児童福祉法第11条第1項第2号トに掲げる業務に相当する。 

2. 事業の実施主体

応募条件は、次の条件を全て満たす団体とする。

  1. (1)法人格を有すること。
    • 複数の法人が共同して事業を行う場合については、いずれかを代表法人とし、当該法人が応募すること。(連名による応募は認めない。)
  2. (2)本事業を的確に遂行するに足る組織、人員等を有していること。
  3. (3)本事業を円滑に遂行するために必要な経営基盤を有し、かつ、資金等について十分な管理能力、及び精算を適正に行う経理体制を有していること。
  4. (4)厚生労働省から補助金交付等停止を受けている期間中ではないこと。

3. 対象業務

フォスタリング機関の人材育成を行うこと。実施方法等については、令和5年度里親養育包括支援(フォスタリング)機関人材育成事業実施要綱(案)によること。

4. 公募要領など

5. 提出書類(別紙様式以外の提出書類については、公募要領を参照すること。)

6. 提出期限

令和5年3月6日(月)

  • 郵送(書留郵便に限る。)も可とするが、提案書類の提出期限の前日までに到着するように送付しなければならない。未着の場合、その責任は参加者に属するものとし、期限内の提出がなかったものとみなす。
  • 提出期限を経過して届いた提出書類については、受け付けないので、締め切りの厳守について、特に留意すること。

問い合わせ

厚生労働省子ども家庭局家庭福祉課 指導係

住所
〒100ー8916 東京都千代田区霞が関1-2-2
TEL
03ー5253ー1111(内線4860)