健康・医療ジフテリア

本ページは2024年9月30日以降更新を行いません。

「ジフテリア」に関する最新情報は下記ページでご覧いただけます。​

新ページ:5種混合ワクチン

ジフテリアの予防にはワクチン(5種混合(DPT-IPV-Hib)、4種混合(DPT-IPV)、3種混合(DPT)、2種混合(DT)等)の接種が有効です。

病気について

病気の概要

ジフテリアはジフテリア菌により発生する疾病です。その発生は最後に報告されたのが、1999年であり稀になりましたが、かつては年間8万人以上の患者が発生し、そのうち10%程度が亡くなっていた重要な病気です。
主に気道の分泌物によってうつり、喉などに感染して毒素を放出します。この毒素が心臓の筋肉や神経に作用することで、眼球や横隔膜(呼吸に必要な筋肉)などの麻痺、心不全等を来たして、重篤になる場合や亡くなってしまう場合があります。

※より詳しい情報については http://www.nih.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/411-diphteria-intro.html をご参照下さい。

ジフテリアの発生状況

2021年はジフテリア患者の発生はありませんでした。
※より詳しい情報については国立感染症研究所 発生動向調査年別一覧(全数把握)( https://www.niid.go.jp/niid/ja/ydata/11528-report-ja2021-10.html)をご参照下さい。

 

ジフテリアにかかった場合

ジフテリアにかかった場合、一般に10%程度の方が亡くなってしまうといわれています。また、特に5歳以下や40歳以上の年齢の場合は重くなりやすく、最大で20%の方が亡くなってしまうといわれています。

ワクチン接種の効果

ワクチン接種により、ジフテリアの罹患リスクを95%程度減らすことができると報告されています。

標準的なワクチン接種スケジュール

第1期と第2期の接種があります。
1期では、初回接種3回、追加接種1回の合計4回の接種が必要です。
2024年4月以降、1期では5種混合ワクチン(※)を用いた接種が可能です。
※ジフテリアワクチンを、百日せき・破傷風・不活化ポリオ・ヘモフィルスインフルエンザ菌b型 (Hib) の各ワクチンと混合したワクチン

〈スケジュール〉
1期(5種混合ワクチンを使用する場合):
・初回接種:生後2月に達した時から生後7月に至るまでの期間を標準的な接種期間として20日以上(標準的には20日から56日まで)の間隔をおいて3回
・追加接種:初回接種終了後6月以上、標準的には6月から18月までの間隔をおいて1回
2期:11~12歳の期間に1回の接種を行います。

※より詳しい情報については国立感染症研究所(https://www.niid.go.jp/niid/ja/schedule.html )をご参照下さい。

定期の予防接種は、各市町村が実施主体となっていますので、お住まいの市町村での実施方法など、詳細については、市町村の予防接種担当課にお問い合わせください。

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