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IDESコラム vol. 2
感染症エクスプレス@厚労省 2017年9月8日

IDESはアイデスと呼びます

IDES 3期生:市村、高橋、西島、神代

 こんにちは。9月1日よりIDES養成プログラム4期生の募集を開始したわけで
すが、それでも、「IDESって何?」と思っている方は多いのではないでしょ
うか?
 IDES(Infectious Disease Emergency Specialist;アイデスと呼びます)
は、厚生労働省で2年前の平成27年度からはじまったプログラムの中で養成さ
れる「感染症危機管理専門家」のことをいいます。私たちはIDES養成プログ
ラムの3期生として研修を受けています。詳しくは、
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/ides/index.html
にありますので、お時間がある方はアクセスください。

 IDES養成プログラムは、「国際的に脅威となる感染症の危機管理対応で中
心的な役割を担う」人材育成を目的とし、1年目は厚生労働省・検疫所・国
立国際医療研究センター・国立感染症研究所での国内研修、2年目は各国、
各国際機関における感染症関連部局での研修があります。現在2期生5名が海
外で、3期生4名が国内で研修を受けています。IDES養成プログラムの研修生
は、感染症対策への熱意とともに、多岐にわたる専門性を活かして、日々取
り組んでいます。

 私自身はこれまで、世界保健機関(WHO)専門家として、アジアやアフリカ
のいくつかの国で、結核の全国調査を支援してきました。結核は、過去の病
気のようにも感じられますが、特にアジアやアフリカでは未だに大きな社会
的問題であり、その実態を明らかにするための調査でした。各国でその事情
は異なりますが、結核は昔の病気ではなく、さらなる対策が必要であること、
日本で行われてきた結核対策が国際的に大きく貢献できることを感じてきま
した。また、業務の後に、各国の結核対策担当者の仲間と膝をつき合わせて、
今後の結核対策について熱意を持って語り合ったことは、良い思い出です。

 この活動を通して、感染症や危機管理への情熱は深まり、縁あってIDES養
成プログラム3期生となっています。本プログラムに参加して、行政の立場か
ら見る感染症対策はこれまでとは大きく異なって感じられ、新鮮な刺激とな
っています。今後のわが国の対策に少しでも貢献できるように、今後も研鑽
を積んで参ります。

 冒頭で申し上げましたが、IDES養成プログラム4期生を現在募集中していま
す。応募期間は9月30日までとなっています。多くの皆様の応募をお待ちして
おります。
 最後に、採用案内にあります、独立行政法人地域医療機能推進機構(JCHO)
理事長・名誉世界保健機関(WHO)西太平洋事務局長の尾身茂先生のお言葉を
引用いたします。
「我こそはと思う、次代のリーダーの応募を待っています!」

感染症危機管理専門家(IDES)養成プログラム

<facebookページ:感染症危機管理専門家(IDES)養成プログラム

「感染症危機管理専門家(IDES)養成プログラム」採用案内

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本コラムは、「感染症エクスプレス@厚労省」に掲載しております健康局結核感染症課長によるコラムです。
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