雇用・労働生涯現役地域づくり環境整備事業


 令和3年4月に施行された高年齢者等の雇用の安定等に関する法律(昭和46年法律第68号)の改正では、企業への努力義務として70歳までの高年齢者就業確保措置が導入され、この中には、他社での継続雇用や雇用によらない就業・社会参加による措置が含まれています。人生100年時代を迎える中で、働く意欲がある高年齢者がその能力を発揮し活躍できる環境整備を図ること、特に今後は、企業内での雇用だけでなく、高年齢者のニーズに応じ地域において高年齢者が活躍できる多様な就業機会を創出する取組を促進することがますます重要となっていきます。
 また、ほとんどの地域が人口減少・高齢化に直面する中で、地域福祉や地方創生、農山村などの地域活性化などの政策領域においても、地域の機能を持続させようと様々な取組が展開され、相互の連携を図る取組も始まっています。多様なニーズに応えられる雇用・就業の場の整備を進める上では、政策領域の枠を越え、地域の様々な関係者と協働することで相乗効果を生み、取組の裾野を広げていくことが重要です。
 このような課題とこれまでの生涯現役促進地域連携事業の実施状況等を踏まえ、高年齢者等の雇用・就業支援の取組と、地域福祉や地方創生等の分野で既に地域で機能している取組との連携を緊密にし、また、多様な資金調達の取組も促していくことで、地域のニーズを踏まえて多様な働く場を生み出すとともに、地域における高年齢者等の雇用・就業支援の取組を持続可能にするモデルを構築し他地域への展開・普及を図ることを目的とした「生涯現役地域づくり環境整備事業」を令和4年度より実施しています。

トピックス

施策紹介 

事業概要

最新の募集状況

最新の募集状況については、下記のトピックスをご参照ください。

事業実施地域(令和6年7月現在)

過去の採択地域における地域高年齢者就業機会確保計画

生涯現役地域づくり環境整備事業情報交換会