オンライン資格確認 QA集


オンライン資格確認についてもっと教えて!

Q1 オンライン資格確認を導入したら、患者はマイナンバーカードがないと受診できないのですか?
A1 健康保険証でも受診できます
薬剤情報等を踏まえた診療を受けたい患者はマイナンバーカードが必要です。
Q2 医療機関・薬局では、患者のマイナンバー(12桁の番号)を取り扱うのですか?
A2 医療機関・薬局において患者のマイナンバー(12桁の番号)を取り扱うことはありません
オンライン資格確認では、マイナンバーではなく、マイナンバーカードのICチップ内の利用者証明用電子証明書を利用します。
Q3 医療機関・薬局内のレセプトコンピュータ等の情報を支払基金・国保中央会が閲覧できるようになるのですか?
A3 オンライン資格確認は、支払基金・国保中央会から資格情報等を提供する仕組みです。
支払基金・国保中央会が、医療機関・薬局の診療情報等を閲覧したり、取得することはできません。
Q4 オンライン資格確認は必ず導入しなければいけませんか?
A4 資格の確認を確実に行うことは保険制度の基本です。
また、レセプト返戻の削減、事務の効率化、薬剤情報等の閲覧、災害への備えとして導入をご検討ください
今後、マイナンバーカードを健康保険証として持参する患者が増えますので、全ての患者が診療等を受けられるよう導入の検討をお願いします。
Q5 患者はマイナンバーカードを持っていればすぐに健康保険証として利用できるのでしょうか?
A5 マイナンバーカードを健康保険証として利用するためには、あらかじめ患者がマイナポータルで保険証利用の申込をすることが必要です。
なお、保険証利用の申込をしていない患者が受診した場合には、医療機関・薬局の窓口において、顔認証付きカードリーダーで簡単に保険証の利用登録ができます
Q6 薬局において、患者本人、家族以外の訪問介護員や知人などが薬を受け取りにきた場合はどうすればよいでしょうか。
A6 処方箋を用いてオンライン資格確認を行うことが基本となります。
マイナンバーカードの暗証番号については、みだりに他人に教えないようにお願いをしておりますので、その範囲内での対応をお願いできればと思います。
Q7 マイナンバーカードの取扱いで気をつけるべきことはありますか?
A7 医療機関・薬局の窓口ではマイナンバーカードは預かりません
患者においては、顔認証付きカードリーダーの場合はカードリーダーに置いていただく、汎用カードリーダーの場合はカードリーダーにかざすとともに受付職員に見せていただきます。
Q8 「窓口でマイナンバーカードは預からない」とのことですが、障害のある方などへの介助をする際にも認められないのでしょうか。
A8 患者の方のご希望により、ご本人の前で支援を行うことを妨げるものではありません。
患者ご本人がマイナンバーカードを顔認証付きカードリーダーに置くことが難しい等のやむを得ない事情があり、患者の方から希望があった場合に、家族の方や介助者、職員等が患者のマイナンバーカードを顔認証付きカードリーダーに置く等の必要な支援を行うことは、差し支えありません。
Q9 患者がマイナンバーカードを忘れたらどのようにしたらよいですか?
A9 現行の健康保険証を忘れた場合の取り扱いと同様になります。
もし、患者が健康保険証を持参していれば、健康保険証によるオンライン資格確認を実施してください。
Q10 医療機関・薬局でマイナンバーカードが健康保険証として使えることを、どのように患者さんに伝えたらよいですか?
A10 マイナンバーカードでのオンライン資格確認が利用できることのポスター等を準備し、医療機関・薬局に送付させていただきます。
Q11 医療機関・薬局内で患者のマイナンバーカードを拾得した場合はどうすればいいですか。保管義務はかかるのでしょうか?
A11 医療機関内で拾得したマイナンバーカードについては、施設内における拾得物(財布や免許証等を落とした場合)と同様の対応となります。拾得したマイナンバーカードを警察に届け出る、あるいは本人に連絡をして返却するまでの間、一時的に預かることは特定個人情報の収集・保管制限に違反しません
Q12 オンライン資格確認を開始するためには、何をすれば良いですか?
A12 支払基金ポータルサイトから、支払基金に利用の申込みをしていただく必要があります。手続きの内容・方法については、ポータルサイトにアカウント登録いただければ、順次必要なお知らせをします。
併せて、システムベンダ等に改修費用の見積を依頼してください。
Q13 オンライン資格確認のためのシステム改修に関して、補助申請を行う時期はいつ頃ですか?
A13 システム改修後、オンライン資格確認の導入準備が完了した後に、支払基金に補助申請を行っていただくことになりますので、医療機関・薬局における導入作業後である2月以降となります。(事前申請ではなく、精算払いとなります。)
Q14 レセプトのオンライン請求を利用していませんが、オンライン資格確認を始めることはできますか?
A14 オンライン請求の回線環境を導入することで、オンライン資格確認を始めることが可能です。オンライン資格確認を行うために回線環境の導入をした場合にも、その回線費用は医療情報化支援基金の補助対象となります。
Q15 光回線ではなくケーブルテレビ回線を使用している場合、オンライン資格確認を導入できますか?
A15 ケーブルテレビ回線を利用したIPsec+IKE方式(インターネット接続方式)でもオンライン資格確認の導入は可能です。
ご利用のケーブルテレビ回線が当該方式に対応しているか、IPsec+IKEサービス提供事業者にご相談ください。
※他のインターネット回線も同様です。ケーブルテレビ回線等がIPsecの通信要件を満たしていること等が必要となります。IPsec+IKEサービス提供事業者は、支払基金ホームページをご確認ください。
Q16 推奨しているOSを「Windows LTSC」に限定している理由はなぜですか?
A16 オンライン資格確認等システムの資格確認端末では、Windows OSのサポート期間が10年間と長いLTSC版を推奨OSとしています
これは、LTSC版は、機能更新は行われず、セキュリティパッチがMicrosoftから10年間提供されるため、医療機関・薬局側に負担をかけずOSのセキュリティ維持を行うことができ、安全にオンライン資格確認等システムと接続いただけるため採用しています。
Q17 Windows10 Pro等のOSを利用することは可能ですか?
A17 Windows10 Pro等、LTSC版以外のOSを選択する場合には、医療機関・薬局にて必要なセキュリティ対策を行い、システムベンダーにてセキュリティパッチや機能更新パッチの適用を適切に実施することをお願いしています。
Q18 うら面のマイナンバーカードを見られたら他人に悪用されませんか?
A18 マイナンバーを見られても、他人はあなたになりすまして手続きをすることはできません。マイナンバーを利用する手続きでは、顔写真付きの本人確認書類が必要なので、悪用は困難です。
Q19 ICチップ部分にはプライバシー性の高い情報は記録されないのですか?
A19 ICチップ部分には、税や年金などのプライバシー性の高い情報は記録されていません。健康保険証として使えるようになっても、特定健診結果や薬剤情報がICチップに記録されることはありません。
Q20 マイナンバーカードは持ち歩いて大丈夫なのですか?
A20 キャッシュカードのように持ち歩いて大丈夫です。ただし、失なくさないように注意して下さい。
万が一、紛失してしまっても一時利用停止が可能で、24時間365日対応しています。マイナンバー総合フリーダイヤル(0120-95-0178)にご連絡ください。
Q21 医療機関等でオンライン資格確認を利用したら「資格(無効)」や「資格情報なし」と表示されるのですが、なぜこうした事象が起こるのですか?
A21 転職等により医療保険の資格変更があった場合には、資格変更後の保険者が、事業主から資格取得届の提出を受けて、新たな資格情報をオンライン資格確認等システムに登録します。
事業主から保険者への届出は5日以内とされており、また、今般新たに、保険者は、事業主による届出から5日以内にデータ登録を行うこととしています。事業主が、加入前から被保険者に係る情報を収集するよう促すなどして、当該届出が5日以内に徹底されるようにしていますが、現在、新しい保険証がお手元に届くまでに一定の期間を要するのと同様に、データ登録までには一定の期間を要するため、この間に医療機関等でオンライン資格確認を利用すると、「資格(無効)」や「資格情報なし」と表示されます。
また、オンライン資格確認等システムにおいては、新規データ登録時にシステムチェックを行っています。データ登録時の誤りを防止するために、誤りの疑いがある場合には、オンライン資格確認等システムへの連携を一時的に止めて、保険者において確認を行っています。当該確認の期間中に医療機関等でオンライン資格確認を利用した場合にも「資格(無効)」や「資格情報なし」と表示されることがあります。

※資格情報が「資格(無効)」「資格情報なし」となる場合は、電子処方箋対応施設においても、電子処方箋の交付や、処方箋情報の登録・取得等ができなくなるため、従前どおり紙の処方箋により対応いただくようお願いいたします。

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