化学物質の使用実態に応じた職場の安全衛生教育のための資料

趣旨

 化学物質を適切に取り扱い、また、労働災害を防ぐためには、労働者自身が自ら取り扱う化学物質の危険有害性やリスクを理解することが重要であり、事業者には労働者の理解を促すための労働者教育の実施が求められます。
 既に令和元年度の厚生労働省委託事業「ラベル・SDS活用促進事業」で、教育担当者が職場で労働者に化学物質の危険有害性やリスクに関する教育を行う際の資料を作成していますが、教育用資料は、職場で取り扱う化学物質や作業、関連する災害事例等、事業場の実態に応じたカスタマイズが行われることが考えられます。
 このため、教育担当者が職場の実態に応じて教育用資料を選択したり、組み合わせたりできることを考慮した資料を作成しました。

資料の構成

 令和2年度の厚生労働省「ラベル・SDS活用促進事業」では、以下の資料を作成しました。
  化学物質の取り扱いに未熟練な作業者向け(「化学物質の特性を知り安全に取り扱うために!」)
  化学物質取り扱い作業指揮者向け(「作業指揮者が知っておくべき知識、情報!」)
 ・これらの資料は、教育を行う対象者に応じて選択されると共に、自社の実態に即したカスタマイズが行われる
  ことを想定しています。
 ・また共通する資料として「自己チェック表」と「化学物質について知っておくべき用語」があります。 

化学物質の取り扱いに未熟練な作業者向け

化学物質取り扱い作業指揮者向けテキスト

利用上の注意

 このページに掲載の教育用資料は、事業場内における安全衛生教育を目的としており、その範囲に限り各事業場において自由に改変して利用することができます。
 これらの資料は厚生労働省の委託事業によって作成されたものであり、著作権は厚生労働省が有しております。利用者は、著作権法及び関連法規を遵守するとともに、営利目的の個人、法人、団体等が、利益を得る目的で教育用資料を配布、または他の製品と合わせて配布することはご遠慮ください。
 

照会先

厚生労働省 労働基準局 安全衛生部 化学物質対策課 化学安全班