人材育成事例303
|
|||||||||||||||
|
|||||||||||||||
当事業所は、1973年に創業を開始し1984年に半導体前工程の生産を手がけて以来、様々な製品の製造に携わってまいりました。現在、当社から生産されるリニアセンサは世界トップのシェアを持っています。 また、ロジック製品(MCU/ASIC)だけでなく、アナログ製品(BiCD-0.6、CD-0.13、BiCD-0.13)の製造も手がけており、多彩なプロセスに対応できる製造体制を構築しています。 ( 株式会社ジャパンセミコンダクター 岩手事業所ウェブサイト) |
|||||||||||||||
当社の人財(人は財産)育成について <目的>自己啓発をベースにした人財育成の風土を醸成し『自立した社会人たる企業人』の育成と能力の開発を図り、永続的な事業の発展に寄与することを目的とする。 <基本方針> (1)人財育成の基本はOJTにある。また、OJTの実践的教育によりその効果を相乗させこれを補完することを目的とするOFF-JTを両輪として推進する。 (2)部下の教育は、上長の最大の責務の1つである。人財育成の最終責任はライン各層の管理者、特に直接上司にある。このことからラインの長は部下を育成する責任をスタッフに任せてはならないし、スタッフもその権限をラインから奪ってはならない。 (3)人財育成は、個人別に計画的に行う。会社の将来にとって有能な人財には、長期的見通しと個人別の計画に基いてローテーションによるキャリアの形成と研修機会の提供を行い幹部要員として養成する。 (4)人財育成は、会社の方針に立って将来にわたり計画的・組織的かつ継続的に行うこ とにある。人財育成のために全社的又は部門別及び外部機関による教育・訓練・研修を行う。 (5)人財育成は、従業員各自が向上意欲に燃え、自己啓発に努めることによりその成果が期待されるものである。そのために会社は、タイムリーに機会をとらえ必要な施策や援助を行う。 上記、当社基本方針をベースに、技能者の育成の場を「きたかみ 匠塾」と命名し、1994年10月に「教育理念」を掲げ開始しました。(現在までの修了生延べ774名) |
|||||||||||||||
1.体制・体系 上記「教育理念」を踏まえ教育体制として技能教育委員会を構築。委員会においては計画・実行・確認を1回/期(上期 年度計画等、下期 進捗確認等)実施しております。 2.「きたかみ 匠塾」 (1)目的と概要 1994年度より設備に強い人づくりを目的に「きたかみ 匠塾」を設立し中堅層の職種別教育として、5つのコースを設けて2.5ヶ月間座学+実践の教育を行っています。 (2)運営体制とブラッシュアップ 講師については、教える事で自己のスキルアップに繋がるため社内から選出し行っています。また、カリキュラムも都度、製造部と連携しニーズを捉え反映させることによりブラッシュアップを行い1回/期(2回/年)開校し進めています。
|
|||||||||||||||
当社として、『相手は世界』を強く意識し、より強い製造力(技術力・品質力・コスト力・供給力)の企業を目指すために、一人一人の更なるレベルUP(個のレベルUP)を進めて行くと共に、小集団活動を通じてメンバーのレベルUPを図って行かなければならないと考えております。 また専門職種(MK・LE)のエキスパートの育成と今後を見据えた、次世代を担うメンバーの育成を図って行かなければならないと考えております。 |
|||||||||||||||
|