人材育成事例065
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当社は、平成22年6月飲食店のフランチャイズ店として事業を開始し、現在2店舗運営している。人材教育について、今まではOJTが主であったが、求人倍率の高止まりで人材確保が困難な中、今年度から、外部研修を行い、既存社員の能力アップにより、生産性の向上を目指している。 | |||||||||||||||
今年度においては経営基本方針においても「ヒトを大切にする経営」をメインテーマにしており、顧客・社員・利害関係者皆が満足できる「三方良し」の精神での経営を模索している。当然に人材育成にも、その精神で取り組み、力を入れている。 主に、「5S」「防災」「接客」「ストレスチェック」などに力点を置いた研修計画となっている。(別紙-1参照) |
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人材育成の概要として、今までは、メニューの把握や調理方法など、最低限の研修に留まっており、それ以外は従業員個人の資質に頼るような傾向があった。 今年度より、研修において、今までのような実務研修以外に、5Sや接客マナー、防災など多岐に渡る研修を実施している。また、今年度から計画作成に当たり、各店舗の管理職が積極的に関与していることから、現場の問題が浮き彫りになり、より効果の高い研修が行われているように思う。(別紙-2参照) |
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飲食事業は、労働集約型産業であり、かつ、近年は常に人材難に悩まされている業種である。ゆえに既存の社員の人材力アップが無ければ、成長は不可能である。事業経営がようやく安定化し、さらなる事業拡大を目指す当社においては、OJTのみならず、外部研修により、同業他社の社員に勝る社員を育てていくとともに、それらを通し従業員が成長を実感することにより従業員満足度を高める狙いもある。 また、東日本大震災以後、当地域では防災が大きなテーマであり、当社においても当然、大きなテーマである。それらもマニュアル化し、研修を実施し、このことを顧客にさりげなくアピールすることにより更なる差別化も可能ではないかと考えている。 一方、管理職層にあっては、従業員の管理の一環として、ストレス管理も重要なテーマと考えており、それらに関する研修の充実も考えている。 |
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