職業能力開発計画事例086

 
 
 
 
    タイテック 株式会社
 
 
 
 
 
情報掲載年度 2014年度
情報掲載日 2015年2月9日
都道府県 埼玉県
資本金 1億円以上~3億円未満
 
従業員数 100人以上~300人未満
産業分類 製造業
助成金の申請 なし
助成メニュー  
 
 
タイテックの最も重要なポリシーは「いちに人物」です。
スキルや努力は健やかな人格の上にこそ実を結ぶという考え方を理念に置き、科学機器・産業機器・サービスの三本柱で学術と産業に貢献することを目的に業界一の実現で他社が羨むメーカーを目指しています。
また、近年では「いちに人物」=「謙虚さ」であると定義づけ、自分の夢やあるべき姿を見出し学ぶ意欲と質の向上を目的として自己啓発管理(TBS:タイテックビジネススクール※添付資料参照)を開始いたしました。従来から当社独自の色を持つ企業風土や教育文化をより効果的に実行するために取り入れた制度です。また、この制度単体だけでは無く、成果の見える化(eBR:良いビジネスレポート)や新しい人材育成型の評価制度(TQS:タイテッククオリティシステムの一環)と連動した枠組みにすることで社員の頑張る意欲・やりがいを明確化します。
 
 
人材育成型の評価制度を目指します。自己啓発・自己成長管理を起点とした教育制度であるTBS(タイテックビジネススクール)と連動し、当社の理念である『いちに人物ついで技能努力』で経営目標を達成することを目的とし、評価項目を人物・技能・成果・業績に区別し評価します。
また、技術系の社員をメインに抱える当社では実務のエキスパートが管理職になるというのが通例で管理職のあるべき姿やこの職に求められるスキルの差別化が図れていないことが課題です。
新しい教育制度や新人教育の在り方はもちろんのこと、本来であれば教育をする側の教育ということも念頭に、教育ではなく共育という考え方で役員・社員(幹部も一般社員も)皆が切磋琢磨できる環境にしていくことが目指す道です。
 
 
教育計画表というものを作成し、部門長ならびに部長が部員全員に求められる能力スキルに対し5段階評価を付けています。(※参考資料「教育計画表」)
 
 
不足している能力に対し外部セミナーの勧めや資格取得の紹介を実施しています。ただし、これも本来の目的である職業能力向上というものから、定められた書類を作るという目的にすり替わってきてしまう細かさがあり、もう少し柔軟にシンプルに目的を効果的に管理・実行できる帳票にしていくこと、また、それを用いた有効な管理・監督・指導の在り方においても課題であると言えます。
 
 
当事例掲載後の詳細事例(2015年)はこちら
 
 
・TBS タイテックビジネススクール  
・eBR 良いビジネスレポート  
・TQS タイテッククオリティレレポ-ト  
・教育計画表  
・詳細事例(2015年)