年金【Q&A】Ⅴ.試算結果

Q.1 試算結果は年額ですか月額ですか。

 公的年金シミュレーターの試算結果は年額表示となります。

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Q.2 試算結果のグラフに段差ができるのはなぜですか。

 試算結果のグラフに段差ができるのは、主に、年金受給後に働き出したり賃金が変化したとき(在職老齢年金)、仕事を辞めたとき(退職時改定)、65歳以上70歳未満の間に厚生年金に加入しながら、老齢厚生年金を受給しているとき(在職定時改定)、65歳や70歳に達したときです。(これらに該当する場合でも、年金額が変化しない場合もあります。)
 詳しい説明については、こちら[265KB]をご覧ください。
 なお、画面構成上、試算グラフの軸の縮尺を試算結果内容に合わせて変動させているため、年金額に変動がなくてもグラフの大きさが変化する場合があります。

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Q.3 スマートフォンで表示した場合、グラフの縮尺がその都度一定していないのはなぜですか。

 スマートフォンでご利用される場合、パソコンに比べて画面が小さいため、可読性を高めるユーザビリティの観点から、試算グラフの軸の縮尺を試算結果内容に合わせて変動させております。

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Q.4 老齢基礎年金と老齢厚生年金の内訳はどこに表示されていますか。

 公的年金シミュレーターでは、老齢年金の合計額を表示しています。基礎年金と厚生年金の内訳は表示されておりません。

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Q.5 年金額試算のスライドバーがグレーになり、動かせない場合がありますが、どうしてですか。

 ウェブ検索(二次元コードの利用なし)から利用する場合、働き方・暮らし方を入力しないと、スライドバーは活性化(グリーン)になりません。
 また、働き方・暮らし方を入力した場合、以下のとおり、最後に入力された年金の加入状況に応じて、スライドバーは活性(グリーン)または不活性(グレー)になります。
①「今後の年収」や「就労完了年齢」は、最後に入力された加入状況が厚生年金保険の場合、スライドバーがグリーンになり、操作により年金額が変化します。(国民年金の場合は、グレーになり操作できません。)
②「受給開始年齢」は、最後に入力された加入状況が厚生年金保険、国民年金いずれの場合もスライドバーがグリーンになり、操作により年金額が変化します。

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Q.6 スライドバーでできる試算と「働き方・暮らし方」の入力でできる試算にはどのような違いがありますか。

スライドバーでできることは、
 ・60歳から70歳までの間で「今後の年収」、「就労完了年齢」が変えられる
 ・60歳から75歳までの間で「受給開始年齢」が変えられる
です。
 一方、「働き方・暮らし方」欄では年金加入時から70歳までの間で「働き方・暮らし方」(年金制度への加入状況、年収)が変えられます。ただし、変えられるのは4回まで、つまり合計5つの働き方・暮らし方を入力できます。

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Q.7 試算に使われている計算式を教えてください。(二次元コード利用あり)

 二次元コード利用ありの場合の老齢基礎年金・老齢厚生年金の計算式はそれぞれ以下の通りです。
 なお、二次元コードの年金情報を利用する場合、これまでの年金情報、基礎年金期間月数、厚生年金期間月数、付加保険料納付済月数、厚生年金期間の平均標準報酬(月)額、経過的加算部分は二次元コードの年金情報を利用して試算します。
 また、繰上げ・繰下げ受給、在職支給停止を考慮して試算した場合は異なる計算式となります。

【二次元コード利用あり】
[50歳未満]
<老齢基礎年金>
これまでの年金情報 +(780,900(基礎年金満額) × 1.045(年金額改定率) × 基礎期間月数 / 480 )+ (200 ×付加保険料納付済月数)
<老齢厚生年金>
これまでの年金情報 +(厚生年金期間の平均標準報酬(月)額※1× 厚生年金期間月数) × 0.005481(給付乗率)+経過的加算部分※2
※1:計算方法については「平均標準報酬(月)額の設定はどうなっていますか。」のQ&Aをご参照ください。
※2:計算方法は「(1,628 × 1.045(年金額改定率) ×厚生年金期間月数) - (780,900(基礎年金満額) × 1.045(年金額改定率)  × 20歳以上60歳未満の厚生年金期間月数/480)」となります。

[50歳以上]
①ご自身の年齢から59歳まで
<老齢基礎年金>
これまでの年金情報 ー(780,900(基礎年金満額) × 1.045(年金額改定率) × 基礎期間月数(ご自身の年齢から60歳まで) / 480 )+ (200 ×付加保険料納付済月数(ご自身の年齢から60歳まで))
<老齢厚生年金>
これまでの年金情報 ー(厚生年金期間の平均標準報酬(月)額※1× 厚生年金期間月数(ご自身の年齢から60歳まで)) × 0.005481(給付乗率)+経過的加算部分※2
※1:計算方法については「平均標準報酬(月)額の設定はどうなっていますか。」のQ&Aをご参照ください。
※2:計算方法は「(1,628 × 1.045(年金額改定率) ×厚生年金期間月数) - (780,900(基礎年金満額) × 1.045(年金額改定率)  × 20歳以上60歳未満の厚生年金期間月数(ご自身の年齢から60歳まで)/480)」となります。

②60歳以降
<老齢基礎年金>
これまでの年金情報
<老齢厚生年金>
これまでの年金情報 +(厚生年金期間の平均標準報酬(月)額※1× 厚生年金期間月数) × 0.005481(給付乗率)+経過的加算部分※2
※1:計算方法については「平均標準報酬(月)額の設定はどうなっていますか。」のQ&Aをご参照ください。
※2:計算方法は「(1,628 × 1.045(年金額改定率) ×厚生年金期間月数) - (780,900(基礎年金満額) × 1.045(年金額改定率)  × 20歳以上60歳未満の厚生年金期間月数/480)」となります。

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Q.8 試算に使われている計算式を教えてください。(二次元コード利用なし)

 シミュレーターの二次元コード利用なしの老齢基礎年金・老齢厚生年金の計算式はそれぞれ以下の通りです。
 なお、繰上げ・繰下げ受給、在職支給停止を考慮して試算した場合は異なる計算式となります。

【二次元コード利用なし】
<老齢基礎年金>
(780,900(基礎年金満額) × 1.045(年金額改定率) × 基礎期間月数 / 480 )+ (200 ×付加納付済月数)
<老齢厚生年金>
(厚生年金期間の平均標準報酬(月)額※1× 厚生年金期間月数) × 0.005481(給付乗率)+経過的加算部分※2
※1:計算方法については「平均標準報酬(月)額の設定はどうなっていますか。」のQ&Aをご参照ください。
※2:計算方法は「(1,628 × 1.045(年金額改定率) ×厚生年金期間月数) - (780,900(基礎年金満額) × 1.045(年金額改定率)  × 20歳以上60歳未満の厚生年金期間月数/480)」となります。

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Q.9 平均標準報酬(月)額の設定はどうなっていますか。

 平均標準報酬(月)額の計算式は以下の通りです。
 なお、二次元コードを利用する場合、標準報酬月額、標準賞与額、厚生年金期間月数は二次元コードの年金情報を利用して試算しています。

<平均標準報酬(月)額>
(((標準報酬月額 / 12)×0.926(再評価率)×厚生年金期間月数)+ (標準賞与額 ×0.926(再評価率)×(厚生年金期間月数 / 12 (回))) )/ 厚生年金期間月数
<標準報酬月額>
年収×85% ※65万円を超える場合は、65万円として計算
<標準賞与額>
年収×15% ※150万円を超える場合は、150万円として計算

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Q.10 見込額が表示されていない(アスタリスク(***)が表示されている)のですがなぜですか。

 見込み額が表示されない理由として、下記のようなものが考えられます。
 ・記録に不備がある
 ・50歳以上で老齢年金の受給資格要件である10年要件を満たしていない

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Q.11 試算結果がねんきん定期便(50歳未満)に載っている見込額と違うのですが、なぜですか。

 50歳未満の方に送付されるねんきん定期便に載っている見込額は、これまでの加入実績のみに応じた年金額が示されています。一方、公的年金シミュレーターの見込額は、現在の加入条件が60歳まで継続すると仮定して試算した年金額です。

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Q.12 試算結果に、ねんきん定期便(50歳以上)に載っている特別支給の老齢厚生年金の見込額が表示されないのですが、なぜですか。

 公的年金シミュレーターは、特別支給の老齢厚生年金(60歳代前半に支給される年金)の試算には対応していません。
 65歳から支給される老齢厚生年金の見込額が表示されます。

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Q.13 試算結果は万円単位で表示されていますが、端数処理について教えてください。

 試算結果における端数処理については、千円単位以下を四捨五入して表示しています。

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Q.14 グラフ上、最初と最後の段差にしか年金額が表示されていませんが、他の段差部分の年金額も確認することはできますか。

 公的年金シミュレーターの試算画面上部にある年金見込み受給額に年齢ごとの年金額が表示されていますので、ご確認下さい。
 なお、年金見込み受給額が5行以上の場合はスクロールバーが表示されますので、全体を確認したい場合にはスクロールして下さい。

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