就職活動を続ける若者のみなさま、事業主の皆様へ
就職活動を続ける若者の就職支援に全力で取り組みます。
平成26年はフリーター数179万人、25~34歳の若者の完全失業率は4.6%となっております。若者の皆様が正規雇用へ結びつくよう、就職支援を更に充実させる必要があります。
施策紹介
ハローワークにおける支援
- 就職活動を続ける若者のみなさま、事業主の皆様へ全国のハローワークでは、就活についての相談をいつでも受け付けています。何でもお気軽にご相談ください。
- ご希望の場合、担当職員を決めてじっくりと相談することもできます。
- 全国ネットワークで、豊富な求人をご用意しております。求人は、ハローワークインターネットサービスでも公開しています。
- ハローワークごとにさまざまなサービスを行っています。詳しくは各ハローワークにお問い合わせ下さい。
- さらに、特にフリーターの多い地域には、支援拠点として「わかものハローワーク」等を設置しています。
トライアル雇用
トライアル雇用とは、ハローワークの紹介により、正規雇用を前提とした原則3ヶ月のお試し雇用(トライアル雇用)を実施するもので、この期間に就職に必要な技能や知識を身につけるとともに、職場や職種への理解を深めることができる制度です。このトライアル雇用を終了した方のうち約8割の方が、正規雇用として採用されています。
「若者応援宣言企業」
「若者応援宣言」事業とは、一定の労務管理の体制が整備されており、若者(35歳未満)を採用・育成のためハローワークに求人を提出し、通常の求人情報よりも詳細な企業情報・採用情報を公表する中小企業を「若者応援宣言企業」として、積極的にマッチングやPR等を行う事業です。
就職に向けてのスキルアップ
フリーター等の正社員経験の少ない方へ、就職に結びつくスキルを身につけられる機会を提供します。
「求職者支援制度」は、雇用保険を受給できない求職者を対象に、無料の職業訓練を実施し、収入・資産等の一定の要件を満たす方に対して職業訓練の受講を容易にするための給付金を支給するとともに、ハローワークでの積極的な就職支援により、早期の就職を支援する制度です。
「ジョブ・カード」は、キャリア・コンサルティングを受けながら、自らの仕事に関する興味・希望や適性・強みなどを整理して、それらを書きこんでいくツールです。ジョブ・カードを作成する過程を通じて、自分の考えがはっきりしますので、面接時に自己アピールする能力が向上します。このため、面接に不安を感じている方や、自己アピール能力を向上させたい方に作成をお奨めします。また、作成したジョブ・カードを応募書類として活用することもできます。(学生や職業経験の短い方向けの様式もあります。)
有期実習型訓練
3ヵ月から6ヵ月間、賃金をもらいながら企業で実習(座学と職場実習を組み合わせ計画的な訓練)を受講し、その後、正社員となる制度です。実習期間中に仕事に必要な知識や技能身につけることができますので、働いた経験が少ない方や、未経験分野での就職を考えている方などにお奨めです。実習終了後、約8割の方が実習先の企業で正社員になっています。また、しっかりと目標を定めた実習を受けてから正社員になりますので、多くの方が、正社員となってからも、目的意識がしっかりしている、向上心が強いなどと、企業の方から高く評価されています。
地域若者サポートステーション
地域若者サポートステーション(愛称:サポステ)は、学校を中退した方、就職に向けて何をしていいか分からず困っている方などに、キャリアコンサルタントなどの専門家が、一人一人の状況に応じて就職に向けた相談・支援を行う場所です。厚生労働省からの委託を受けたNPO法人や株式会社などが運営しております。必要に応じて、コミュニケーションのスキルアッププログラムや職場体験、職場実習・就労体験などに参加することができます。詳しくは各地域若者サポートステーションにお問い合わせ下さい。
ジョブカフェ
ジョブカフェは、自分にあった仕事を見つけるためのいろいろなサービスを1カ所ですべて無料で受けられる場所です。都道府県が設置・運営しており、現在46の都道府県が設置しています。各地域の特色を活かした就職セミナーや職場体験、カウンセリングや職業相談、職業相談サービスを行っています。(サービス内容はジョブカフェごとに異なります。詳しくは各ジョブカフェにお問い合わせ下さい。)
その名のとおり、カフェの気分で立ち寄ってみてください。