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社会福祉士・介護福祉士等
介護福祉士の概要について
1 経緯及び概要
昭和62年3月23日に中央社会福祉審議会等福祉関係三審議会の合同企画分科会から出された「福祉関係者の資格制度について」(意見具申)に基づ き、「社会福祉士及び介護福祉士法(昭和62年法律第30号)」が第108国会において昭和62年5月21日成立、同5月26日公布された。
介護福祉士は、同法に基づく名称独占の国家資格であり、介護福祉士の名称を用いて、専門的知識及び技術をもって、身体上又は精神上の障害があること により日常生活を営むのに支障がある者につき心身の状況に応じた介護(喀痰吸引その他のその者が日常生活を営むのに必要な行為であって、医師の指示の下に行われるもの(厚生労働省令で定めるものに限る。)を含む。)を行い、並びにその者及びその介護者に対して介護に関する指導を行うことを業とする者をいう。
2 資格取得方法(別紙参照)
次の3つの方法がある。
- 1.3年以上の介護等の業務に関する実務経験及び都道府県知事が指定する実務者研修等における必要な知識及び技能の修得を経た後に、国家試験に合格して資格を取得する方法
- 2.都道府県知事が指定する介護福祉士養成施設等において必要な知識及び技能を修得を経た後に、国家試験に合格して資格を取得する方法
- 3.文部科学大臣及び厚生労働大臣が指定する福祉系高校において必要な知識及び技能を修得した後に、国家試験に合格して資格を取得する方法
指定施設における業務の範囲等及び介護福祉士試験の受験資格の認定に係る介護等の業務の範囲等について(局長通知)[88KB]
指定施設における業務の範囲等及び介護福祉士試験の受験資格の認定に係る介護等の業務の範囲等について(課長通知)[20KB]
3 介護福祉士国家試験の概要
形態
- 年1回試験(筆記試験)
- 例年1月下旬に実施。
筆記試験の科目(13科目)
- 領域:人間と社会
- 人間の尊厳と自立、人間関係とコミュニケーション、社会の理解
- 領域:介護
- 介護の基本、コミュニケーション技術、生活支援技術、介護過程
- 領域:こころとからだのしくみ
- 発達と老化の理解、認知症の理解、障害の理解、こころとからだのしくみ
- 領域:医療的ケア
- 医療的ケア
- 総合問題(4領域の知識・技術について横断的に問う問題を、事例形式で出題)
実施機関
社会福祉士及び介護福祉士法第10条第1項の規定により厚生労働大臣が指定した(公財)社会福祉振興・試験センター
(TEL:03-3486-7521)
手数料
○受験手数料([94KB]積算根拠)
18,380円
○登録手数料([111KB]積算根拠)
3, 320円
試験の実施状況(令和5年度実施の第36回試験結果)
受験者 74,595人、合格者61,747 人(合格率82.8%)
4 資格者の登録状況
1,941,748人(令和6年3月末現在)