健康・医療腎症候性出血熱

腎症候性出血熱とは

腎症候性出血熱は、オルソハンタウイルス属のウイルスを病原体とする感染症であり、重症化するとショックや腎不全を起こし、死亡することがある感染症です。ユーラシア大陸に分布しています。

ページの先頭へ戻る

主な症状

潜伏期間は1週間から5週間程度(通常2週間から3週間)であり、軽症では上気道炎症状や発熱などを呈し、重症化するとショックや腎不全を起こし、死亡することがあります。

ページの先頭へ戻る

感染経路

主な感染経路は、病原体を保有するげっ歯類による咬傷、排泄物を含む粉じんの吸入、汚染された食物の喫食などです。なお、日本では、過去に実験動物由来での患者発生も報告されているが、感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律(平成10年法律第114号)の施行された1999年以降は患者の発生は確認されていません。

ページの先頭へ戻る

検査・治療方法

血液や尿からのウイルスの分離・同定、ウイルス遺伝子の検出、血清学的検査です。
特異的な治療法はなく、対症療法が中心です。

ページの先頭へ戻る

予防と対策

流行地域ではげっ歯類との接触を避け、糞や尿で汚染された粉じんを吸わないよう、環境を清潔に保ち、食品は蓋などをして適切に保管してください。
国内で承認されたワクチンはありません。

ページの先頭へ戻る

感染症法に基づく医師の届出のお願い

全ての医師の方は、対象の感染症の診断を行った際に、直ちに届出様式により最寄りの保健所に届け出てください。また、原則として全例にウイルス遺伝子検査の実施を求めるものとします。 都道府県により届出様式が異なる場合がありますので、最寄りの保健所にご確認ください。

ページの先頭へ戻る

関連リンク(さらに詳しい情報が必要な方)

ページの先頭へ戻る