エキノコックス症(四類)
エキノコックス症とは
日本では、北海道のキタキツネが主な感染源で、糞虫にエキノコックスの虫卵を排出され、人はその虫卵が手指、食物、水などを介して口から入ることで感染します。また、北海道で放し飼いをして感染した犬もキタキツネ同様に感染源になります。
主な症状
体内に発生した嚢胞 は緩慢に増大し、周囲の臓器を圧迫する。多包虫病巣の拡大は極めてゆっくりで、肝臓の腫大、腹痛、黄疸、貧血、発熱や腹水貯留などの初期症状が現れるまで、成人では通常10年以上を要する。放置すると約半年で腹水が貯留し、やがて死に至ります。
感染経路
キツネやイヌなどから排泄された虫卵に汚染された水、食物、埃などを経口的に摂取した時に起こります。
検査・治療方法
肝臓の摘出組織や生検組織から包虫あるいは包虫の一部の検出、血清から抗体の検出され、 外科的切除が唯一の根治的治療法となります。
予防と対策
感染源となるキツネを人家に近づけないよう、エサを与えないでください。また、犬も野ネズミを食べて感染するため、放し飼いはやめましょう。野山に出かけた後は手をよく洗い、虫卵に汚染されている可能性のある飲食物の摂取を避ける、沢や川の水は煮沸してから飲む等の注意してください。

