高等植物:スイセン類 概要版

概要版

 
      ニホンスイセンの花の写真
      ニホンスイセンの花
 スイセンの芽の写真
スイセンの芽
                      ラッパスイセンの写真
                ラッパスイセン
スイセンの鱗茎の写真
スイセンの鱗茎
                   スイセンとニラ(左:ニラ、右:スイセン)の写真
      スイセンとニラ(左:ニラ、右:スイセン)
        (写真提供:御影雅幸、磯田 進 )
和名(科名)

スイセン類(ヒガンバナ科)

英名 Narcissus(ラッパスイセンは Daffodil)
茎高 20~40cm
特徴 園芸品として色や形の異なる多くの種類がある。多年草で、冬から春にかけて白や黄の花を咲かせるものが多い。開花時期には早咲き系と遅咲き系がある。ニホンスイセンなどの日本種は12月から2月頃、ラッパスイセンなどの西洋種は3~4月頃に開花する。葉はニラによく似ているため間違えやすい。また、ノビルも過去にスイセンとの誤食の例がある。鱗茎はタマネギと間違えやすい。葉を揉むと(または切ると)ニラはニンニクのような強い刺激臭(ニラ臭)があるが、スイセンの臭いは弱く青臭い。
有毒成分 アルカロイド(リコリン、タゼチンなど)。他にシュウ酸カルシウム
毒性
部位 鱗茎
毒性
食用の可否 × ×
分布 ニホンスイセンは関東地方以西の本州の暖地海岸に生える。園芸用として広く栽培されている。