人材育成事例111
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精神科 神経内科 内科 |
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○職員の職業能力開発、キャリア形成支援に係る病院の方針、考え方等 病院の理念 ・老人の過去を大切にする。 ・生活の場としての環境づくりをする。 ・老人の側に並び立つ介護をする。 ・いつも老人のそばにいる。 ・決して老人を叱らず大声をあげず走らない。 ・身体拘束は一切いたしません。 老人性認知症専門病院です。認知症の新しいケアについて考え続けています。 自己能力アップのため年1回、自己研修費を負担しています(院外研修制度)。 毎年新入職員に対して精神科医師および認知症介護実践者研修指導者による新人研修を実施しています。 仕事と家庭の両立を支援するための職場環境づくりの制度改革に取り組んでいます。 ○キャリア形成支援の導入に至った背景、時期 病院の理念を実践していくためには、各職員の専門的知識、技術の習得ならびに相手の立場に立ち、相手を思いやる心で行動できること等、たゆまない努力が必要となります。また病院も各職員に対しての支援が必要です。 当病院は平成5年に開設しました。開設時から職員研修を実施していますが、体系化されたのは平成15年からです。 |
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○支援内容 1 定期的院内研修
2 院外研修制度全職員対象 ・研修費等(旅費、宿泊費含む)の病院負担は1人年1回(一連の研修とみなされる場合はその研修をもって1回とする)を基本とする。 ・対象期間は1月1日から12月31日 病院負担限度額は5万円。 ・一例(資料No.3参照)研修会受講等による公務外出伺い/研修要領/外出許可書/復命書/出張報告書 ○支援に対する職員の反応、満足度等 院外研修制度の利用者は、精神保健福祉士、薬剤師、臨床心理士、看護師、介護福祉士等全職種にわたるが、介護福祉士、事務は、利用者数が少ない。 補助額の平均は、2~3万円。H24年度の利用者は35名。 ○支援による効果、成果(業績との関係など) 研修を積極的に行ない、コミュニケーションをとっていることもあるためか定着率は他病院に比べて高い。 |
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○現状の課題と今後の方向 課題 …… 人事勉強会に参加している主任は部下に内容等を伝えなければならないがうまく伝わらない場合がある。伝え方が難しい。反発等もある。中間管理職の苦しみがある。 方向 …… 一人ひとりの能力が違うので達成度を見極めながら育成していくことが必要。 |
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