人材育成事例079
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(本坊酒造株式会社 ウェブサイト) |
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本坊酒造の経営理念は、「地域文化の継承と革新」である。地域の文化を継承しながら、独自の技術で付加価値を創造することを理念としている。その理念を実現するための行動指針に、次のようにうたっている。 <人材育成とチームワーク> 私たちは自立の精神で自らの能力を開発し、共創の精神で相互の価値を高め、無限の可能性と自らの幸福を実現します。 <説 明> 企業は人なり。人材なくしては、我々の使命・企業価値の実現もありえない。短期と中長期の視点を持って自らの役割と課題を自覚し、その達成のために絶えず自らの能力の向上に努めよう。無限の可能性を信じ相互に啓発しながら、より高い価値と物心両面の幸福を実現しよう。 <基本方針> (1) 「高品質かつ独自性のある商品」の提供に向けた専門的知識と技術の習得 (2) 「真の顧客主義の実現」を実行する従業員の意識改革と資質の向上 (3) 自己啓発活動の奨励と支援 そのため、社員個々が真に主体的に仕事に取り組めるよう目標管理制度を導入し、その中に短期および中長期の能力開発目標を従業員自ら設定し、上司との面談のもと、それを実現するために必要なスキルアップのための自己啓発を中心とした教育訓練の受講などを行ない、最終的にまた上司との面談により双方納得のもと業績評価を実施し、人事評価の一要素として処遇へ反映している。 |
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(1)ビジネスコンサルタント社による管理・監督者への教育
1) コンフリクトマネジメントを通じたビジネスリーダーの養成
(2)鹿児島県職業能力開発協会の人材育成コンサルタントによる主任・一般社員への教育
コンフリクトとは、衝突・葛藤・対立→戦略的に活用し、変革を進める 2) 他流試合で経営視点を高める 1) <小さなプロフェッショナル>を作る
(3)自己啓発のための通信教育
倫理観や正しい世界観のもとに、職業や労働を通して組織に貢献する」という志をもって業務にあたる社員を育てることを目的とする 2) 「CADS&CADI」の作成 3) 個人面談・アドバイスによる指導 入社前(内定者)、一年目、二年目、三年目、主任・係長・課長昇格時
(参考 人材育成研修会スケジュール) |
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(1)55歳以上の社員への教育
現在55歳到達時に処遇を見直し、さらに60歳以降はシニア社員として再度処遇が見直される仕組みとなっている。これらの社員のモチベーションの維持をいかに図っていくかが、今後の課題となる。
(2)永年に渡り培われた各工場の風土・社風の統一化、各工場の地元に根ざした活動・工場運営と、現在の会社の方針との統合をいかに図ってゆくか |
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