推進者取組事例017

 
 
 
 
    小浜製綱株式会社
社業を通じ豊かな社会づくりに貢献する人材を育成する
 
 
 
 
情報掲載年度 2017年度
情報掲載日 2018/02/01
都道府県 福井県
資本金 5000万円以上~1億円未満
 
従業員数 50人以上~100人未満
産業分類 製造業
推進者の役職名 取締役総務部長
推進者としての従事年数 1~3年
 
 
当社は、世界中で使われている合成繊維ロープを原糸から製造し、撚糸・製綱・加工まで一貫生産している小浜市の「ものづくり企業」です。
昭和19年1月7日創立
本社(福井県小浜市)、小浜工場、おおい名田庄工場、大阪事務所、東京事務所
漁で使う底引き用ロープから屋外遊具用、巨大タンカーを曳くための高強度のものまで、創立以来ロープ一筋で高い全国シェアを誇る小浜製綱株式会社。平成27年4月、当社の開発した高強度ロープ「クエストライン」が、これまでにない新しい構造を高く評価され、第27回「中小企業優秀新技術・新製品賞」優秀賞を受賞しました。
(小浜製綱株式会社ウェブサイト
 
 
人材育成の基本方針
〇従業員の能力に応じた教育訓練を行い、教育訓練を受けている意味・目的を理解し、一人一人のキャリア形成を構築するとともに、職業に対する自己意識や啓発に繋がるように促す制度・体制を築きます。
 
 
当社取締役総務部長が職業能力開発推進者に就任以来、積極的に人材育成・確保に関わる事業の実施に取り組んでいます。また、職業能力開発推進者講習を受講し、研鑽に努めており、担当し企画・推進した事業は下記の通りです。
・女性活躍推進に関して
平成28年12月1日女性活躍推進に関する一般事業主行動計画を策定し、同月10日福井労働局に福井県第1号として届出。当初に策定した数値目標と関連する取組目標を達成し、女性活躍加速化助成金(福井県受給第1号)を受給し、女性の労働環境の整備・トイレ改修にあてました。福井県の「ふくい女性活躍推進企業プラス」に第1号として当社を登録しました。
 
・若者の雇用促進に関して
平成29年度福井労働局ユースエール企業認定。一定の労務管理の体制が整備されており、若者(35歳未満)のための求人を提出し、若者の採用・育成に積極的であり、詳細な企業情報・採用情報を積極的に公表する「若者応援宣言企業」として登録しました。
 
・セルフ・キャリアドッグ制度の導入
入社1年目、10年目、59歳、育児休業介護休業を取得する社員を対象とするセルフ・キャリアドッグ制度を導入。自らキャリア・プランを考えることにより、主体的に仕事や職業能力開発に取り組もうとする意識を高めていけることを目標としています。
 
 
目標
〇従業員が自らキャリア・プランを考えることにより、主体的に仕事や職業能力開発に取り組もうとする意識を高めていけるようにします。
〇従業員が適性や職業能力などへの自己理解を深めることにより、工夫して仕事や能力開発に取り組もうとする意識を高めていけるようにします。
〇従業員がキャリアパス(社内での昇進に必要な仕事の経験や順序等)をイメージすることで、仕事のやりがいや向上心を高めていけるようにします。
 
 
職業能力開発計画  
職務別職業能力体系図