職業能力開発計画事例231

 
 
 
 
    A社
 
 
 
 
 
情報掲載年度 2016年度
情報掲載日 2016年12月12日
都道府県 秋田県
資本金 1000万円未満
 
従業員数 50人未満
産業分類 農業・林業
助成金の申請 なし
助成メニュー  
 
 
会社理念、方針

「おいしいと言われるお米、野菜を提供していきます。」

 
(1)作業効率を追求し、無駄のない仕事、信頼される作物を作り、安心を安定的に消費者の皆様に提供することを、会社の経営理念としています。
(2)作業の効率化を追求するための管理手法として、土地の特徴・土地の作業履歴などを把握するための管理システムを導入しています。
(3)社員には、経営理念をいつも考えながら仕事をし、作物を栽培する喜びを感じてほしいことを常に考えながら仕事することを指導しています。
(4)消費者が今どんな作物を求めているかを考えるとともに、安全でおいしい作物をどんな形で提供すれば消費者の生活に貢献できるのか、智恵を出し提案型の農業に取り組んでいます。
(5)地域の宝である農地を保全しながら、戦略的な経営を展開していくことが大切なこととして取り組んでいます。また、法人組織化により地域の農業を志す若者が増えています。このように、農業の人材育成もまた、地域共生の一環です。
(6)社会の一員として一般常識、基礎知識並びに能力開発の向上等を積極的に行なっています。
(7)会社としては、社員が能力開発に取り組むことができる職場環境の整備をするとともに、社員に対する教育訓練を重要項目として考えています。積極的に支援・援助を行い、キャリア形成を高められるよう整備、改善を図っていきます。
 
 

会社は、教育に必要な項目を整理し、教育訓練計画を細部にわたって協議し実施しなくてはなりません。

特に業種的に教育訓練は難しく、多岐にわたる教育内容であるため、徐々に経験を通じて身につけていく必要性を感じます。

社員に対しても自ら積極的に自己啓発に取り組むように指導し、農業が消費者に与える影響が大きいことを学んでほしい。

これらの様々な要件を昇進昇格、人事考課等に反映させる。

 
 
(1)職務に応じた教育訓練

幹部職、管理職、中堅職、若年職等各職務に応じて、目標を決めその目標実現に向けて講習会・研修会等に参加させ、基礎知識・応用知識を身に付けさせています。

(2)部署別に応じた教育訓練

事務職(総務・経理部署、労務管理部署)、営業職、現場職等の教育訓練計画を立て、それぞれの部署が学ぶべき基礎知識・応用知識を習得する体制を整えています。

特に自然相手の現場職については、使用する機械器具の点検・整備等に関する基礎知識の他、安全操作に関する操作技術、また、緊急の場合に必要な対応知識を常に学ぶ体制を整えています。

突発的な事態が起こっても冷静に対応出来る訓練を徹底すると共に、安全に対する配慮を重要視しています。

 
 

これからの社会がどのような方向に進んでいくかをきちんと見極めながら、教育訓練に取り組んでいくかなければと認識しました。

農業という職業は、多種多様な取り組みが必要なことを認識しました。今後とも人材育成だけでなく、あらゆる面から情報提供を行い積極的に取り組んで行きたいと思います。

 
 

経営方針にもあるとおり、消費者が安全・安心しておいしい作物を作ることができる様に智恵を出しあいながら社員一人一人が農業に対する情熱・知識を常に持ち、これからの農業のあり方を考えていきます。

会社としても人材育成・能力開発に力を入れ、さらに会社と社員が共に協力してキャリア形成に取り組む体制を整備していきます。

 
 
教育訓練体系図  
教育訓練年間計画