職業能力開発計画事例160

 
 
 
 
    社会福祉法人 別府福祉会
 
 
 
 
 
情報掲載年度 2014年度
情報掲載日 2014年10月7日
都道府県 鹿児島県
資本金 1億円以上~3億円未満
 
従業員数 50人以上~100人未満
産業分類 医療・福祉
助成金の申請 キャリア形成促進助成金
助成メニュー  
 
 
◎経営理念・経営方針(【個票1】参照)

<経営理念>
・ 別府福祉会は、人間としての尊厳と社会連携の思想を基本理念とし、公平・公正な法人運営に努める
・ 別府福祉会は、常に健全かつ活力ある経営に努めるとともに、民間社会福祉事業としての先駆性、独自性を発揮し、地域の期待に応える。
・ 別府福祉会は、広く法人、施設の機能を挙げて、地域福祉の充実発展に寄与する。
・ 別府福祉会は、職員の親睦・交流を深めるとともに、切磋琢磨を怠らず、進んで研修、研究に努め、社会の進展に応じた広い視野をもって経営にあたる。

≪保育理念≫
『子どもから学び!子どもの育ちを保障しながら愛と感動と冒険のある思いあう保育をめざす』

<保育目標>
子どもたちが主体的に意欲的に学べるよう様々な環境を整え、自然素材を通じて人や物とのかかわりの中で、一人一人の発達と個性を受容し、思いやりのある感性豊かな心が育つよう健全な心身の発達を図る。「生きる力」に繋がる保育を目指す。

人材育成の基本方針・目標
下記の基本方針を実践できる専門職を育成する
1.子供の最善の利益の尊重(子どもの育ちのあゆみを保護者と共有)
2.子どもの発達保障(養護と教育を一体的に行えるように発達チャートを活用)
3.保護者との協力(ふれ愛タイム育児相談が保護者の子育て支援に効果)
4.プライバシーの保護(保育を通して知りえた個人情報や秘密を守る)
5.チームワークと自己評価(異年齢のチーム保育とチェックリストの自己評価)
6.利用者の代弁(保護者と連携を深めながら、保護者の子育て力を支援)
7.地域の子育て支援(ふれ愛ランドで地域の未就園親子の子育て支援)
8.専門職としての責任(研修や自己研鑽を通して、専門職としての責務)
 
 
○従業員の配置に係る基本的な方針 (【個票2】 参照)

子どもたちが主体的に活動するための
「こどもたちによる」「子どもたちのための」「子どもたちの行事」が行えるよう、配置基準を超えた専門性の高い職員を育成・配置する。

(1)総合的な人事制度の構築と運用
職員は専門職であり、各専門分野の知識・技術を兼ね備えている集団である。その知識・技術を最大限活用できるような人事制度を構築する。
[1]キャリアパスの構築
・職員の専門知識・技術及び職員の資質を適正に評価することにより、職員の意欲を引き出し、昇格・昇給につなげていくシステムを構築する。
[2]第三者評価の受審
・福祉サービス第三者評価の基準に基づいて、組織および職員一人ひとりのサービス実践や業務遂行行動を振り返り、より良い保育サービス提供に向けて、その成果や課題を明確にする。

(2)個性を尊重し能力を伸ばす研修
研修委員会で、年間の研修計画を立てて実施する。
[1]職場研修の実施
職員の専門性を維持・向上させていくために、テーマを定めて実施する。
[2]研修体制の整備
職員から、要望を聞き主体的に研修が推進していくようにする。

(3)職場環境づくり
現場の職員が、仕事をしやすいような職場環境にしていかなければならない。そのために、間接部門を含め各職員が子供一人一人の保育ニーズを把握しスピーディーに対応出来る仕組みづくりを更に推進する。
[1]職場風土の改善に向けた取り組み
職員一人ひとりが、専門職としての自覚を持ち、個々の資質向上のために自己研鑽を積むことができるようにしていく。福祉は人的サービスであることを認識し、人を育てるということを、役職者の使命として明確にしていく。
[2]組織・職場目標の明確化
事業の中長期目標を明確にし、その目標を達成するための人材を育成する。
目標達成のために、専門職としての職員がどうあるべきかを明確にし、それが職員に共有され、職員一丸となって取り組んでいく環境を構築する。

◎昇進昇格・人事考課に関する事項
・ 何をどのように行えば評価されるか(職務能力評価基準)、またどのように評価されているか(評価結果)について本人に明確に伝え、評価結果に基づいて面談を行い、本人のためのフォローアップにつなげていく。
・ 自己啓発により能力が向上し、仕事に反映され業績が上がれば人事評価で評価する。
 
 
◎事業内における職務等の内容の明示(【個票3】参照)

1 管理職
・施設全体の運営管理能力を有する。
・各部署の業務に精通している。
・各業務の専門的知識を有する。
・業務の進行管理ができる。
・人材育成の視点を有する。
・施設の収支管理ができる。

2 主任
・保育現場の全体管理ができる。
・保育について、高度な保育技術及び対人援助に精通している。
・保育現場全体でのコーディネート(連絡・調整)の能力を有する。
・保育現場全体での職員の指導・育成、管理能力を有する。
・保育現場全体での苦情処理、相談対応の能力を有する。

3 チームリーダー
・保育現場の管理ができる。
・保育について、高度な知識・技術を有する。
・事業所内のコーディネート(連絡・調整)の能力を有する。
・事業所内保育職員の指導・育成、管理能力を有する。

4 一般職員
・保育について、一定以上の保育技術及び対人援助に精通している。
・利用者との良好なコミュニケーションをとることができる。
・利用者の状態を感じとれる、気づくことができる。

◎職務に必要な職業能力に関する事項(職能要件等)
※教育訓練体系(【教育訓練体系図】参照)とあわせて別表に提示
 
 
・個票1  
・個票2  
・個票3  
・教育訓練体系図