梅毒

梅毒ばいどくとは

梅毒トレポネーマという病原体により引き起こされる感染症で、主に性行為などの性的接触により、口や性器などの粘膜や皮膚から感染します。

オーラルセックス(口腔性交)やアナルセックス(肛門性交)などでも感染します。また、一度治っても再び感染することがあります。
 

主な症状

性器や口の中に小豆から指先くらいのしこりや痛みの少ないただれや、手のひら、足の裏、体中に、痛み、かゆみのない発疹が広がります。
また症状が消えても放置していると、数年から数十年の間に心臓や血管、脳など複数の臓器に病変が生じ、時には死にいたることもあります。
梅毒症状

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感染経路

性的接触を介して誰もが感染する可能性があります。
感染しても無症状の場合もあり、治療に結びつかないだけでなく、自分の知らない間に他の人に感染させてしまうことがあります。

先天梅毒

妊娠している人が梅毒に感染すると、母親だけでなく胎盤を通じて胎児にも感染し、死産や早産、生まれてくるこどもの神経や骨などに異常をきたすことがあります。生まれたときに症状がなくても、遅れて症状が出ることもあります。
妊娠中においても、早期の治療により胎児への感染リスクを下げることができます。
母子感染

 

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検査・治療方法

医師による診察と血液検査(抗体検査)により診断し、ペニシリン系などの抗菌薬(飲み薬・点滴・筋肉注射)で治療します。ご自身が梅毒と診断された場合は、必ずセックスパートナーも医療機関を受診し、治療を受けることが重要です。治療中は医師の指示に従い、治療が完遂するまでは性交渉を避けましょう。

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予防と対策

コンドームの使用による予防や、積極的な検査・医療機関への受診による早期発見及び早期治療が有効です。

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発生状況

男性20代~50代、女性は20代が多く報告されています

日本では1948年から梅毒の発生について報告の制度*がありますが、報告数は、年間約11,000人が報告された1967年以降、減少していました。ところが2011年頃から報告数は再び増加傾向となりました。2019年から2020年に一旦減少したものの、2021年以降大きく増加しています。2022年以降は年間10,000例を超える報告がされており、注意が必要な状況が続いています。​
*1999年に制度の変更がありました。

梅毒報告数の推移
※2010年~2024年は感染症発生動向調査事業年報による確定値、2025年は感染症発生動向調査週報第52週による速報値

年代別にみた梅毒報告数(2025年)グラフ
※感染症発生動向調査週報第52週による速報値​
 

発生動向調査

性感染症の中で、五類感染症である梅毒、性器クラミジア感染症、性器ヘルペスウイルス感染症、尖圭コンジローマ、淋菌感染症について感染症発生動向調査を実施し、報告を集計したものを公表しています(IDWR 感染症発生動向調査 週報)。
梅毒は全数調査、他の4疾患は定点調査です。

IDWR(感染症発生動向調査 週報)

  • ※梅毒の発生動向が、週毎に掲載されています。

性感染症報告数(年間報告数)

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啓発ツール

梅毒をはじめとした性感染症は、性的接触を介して誰もが感染する可能性があります。感染しても無症状の場合もあり、治療に結びつかないだけでなく、自分の知らない間に他の人に感染させてしまうことがあります。

厚生労働省では、性感染症についての正しい知識と理解につなげるために、ポスターやチラシ、リーフレット等を作成し、正確でわかりやすい情報発信に努め、普及啓発を進めています。  

チラシ・ポスター

チラシ・ポスターは、ダウンロードして適宜使用可能です。
※性感染症の予防啓発の目的以外で無断で使用(改変も含む)を禁じます。

いま、梅毒が急拡大していることをご存じですか?
チラシ(A4判)(令和5年度作成)[936KB]

ポスター(A2判)(令和5年度作成)[1.8MB]

【このポスターは、大阪大学感染症総合教育研究拠点行動経済学ユニットのご協力を賜り作成致しました。】

いま、梅毒が急拡大しています
チラシ(A4判)(令和5年度作成)[611KB]

ポスター(A2判)(令和5年度作成)[705KB]

【このポスターは、大阪大学感染症総合教育研究拠点行動経済学ユニットのご協力を賜り作成致しました。】

梅毒の感染が拡がっています(イラスト)
チラシ(A4判)(令和6年度作成)[796KB]

ポスター(A2判)(令和6年度作成)[910KB]

【このポスターは、大阪大学感染症総合教育研究拠点行動経済学ユニットとの協働で作成致しました。】

梅毒の感染が拡がっています【B】

梅毒の感染が拡がっています(写真)
チラシ(A4判)(令和6年度作成)[986KB]

ポスター(A2判)(令和6年度作成)[1.5MB]

【このポスターは、大阪大学感染症総合教育研究拠点行動経済学ユニットとの協働で作成致しました。】

政府広報



引用元:政府インターネットテレビ
出典:「こんな症状に心当たりありませんか? 予防と検査でストップ! 梅毒」


動画は、コチラをご覧ください。

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Q&A

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医療機関・自治体のみなさま

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感染症法に基づく医師の届出のお願い

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審議会・研究会等

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施策紹介

性感染症に関する特定感染症予防指針

性感染症対策は、「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」に基づき平成12年に策定された「性感染症に関する特定感染症予防指針(以下、性感染症予防指針という。)」に沿って講じられてきました。

同指針は、性感染症の発生動向の変化、とりわけ梅毒の拡大や先天梅毒の増加を踏まえ見直しを重ね、直近では令和7年11月に改正いたしました。改正後の性感染症予防指針に基づき、国と地方の役割分担の下、性的接触のある全ての人々における大きな健康問題であることを踏まえ、普及啓発および教育、検査・相談体制の充実、医療の提供や研究開発などを推進し、性感染症の実態把握と対策の強化に取り組むこととしています。

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関連リンク(さらに詳しい情報が必要な方)

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