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確定給付企業年金の資産運用力向上のための取組
1.確定給付企業年金における資産運用とは
- 確定給付企業年金は、あらかじめ加入者が将来受け取る年金給付が決められた年金制度であり、将来の年金給付の内容が労使合意により決められます。その給付を賄うために必要となる掛金の額を一定の予定利率の下で計算し、事業主がその掛金を拠出して積立を行います。予定利率は、各企業年金のリスク許容度を踏まえ、積立金の運用収益の長期の予測に基づき、各企業年金制度で定められています。積立金の運用の結果が予定利率を上回り、剰余金が発生した場合、将来の積立不足の可能性に備えられます。積立金の運用の結果が予定利率を下回り、不足金が一定範囲を超えた場合には、事業主が追加で掛金を拠出することになります。
- 確定給付企業年金を実施する事業主等は、積立金の管理運用業務を含め、加入者等のために忠実にその業務を遂行しなければならないとされております。法令において、「運用の基本方針」や「政策的資産構成割合」の策定が義務付けられている等、確定給付企業年金のガバナンスに関する制度が整備されています。
参考資料
2.確定給付企業年金に係る資産運用関係者の役割及び責任に関するガイドライン
- 「確定給付企業年金に係る資産運用関係者の役割及び責任に関するガイドライン」は、資産運用関係者の責任意識の醸成や自主性の涵養を図ることにより、安全かつ効率的な資産運用を促進し、もって加入者等の受給権の保護を図ることを目的に策定されました。
- 本ガイドラインは、確定給付企業年金法等の下で、確定給付企業年金に係る資産運用を安全かつ効率的に行うためのルールをできる限り網羅的、体系的に整理したものとなります。
- 2025年1月、資産運用立国に関する議論等を踏まえた改訂を行っています。
通知等
参考資料(2025年1月9日改訂関係)
3.資産運用力の向上のために活用できる取組の紹介
- 企業年金連合会においては、確定給付企業年金の資産運用力向上等に向けて、様々な取組を実施しています。
[外部リンク]企業年金連合会 資産運用研修
[外部リンク]企業年金連合会 企業年金スチュワードシップ推進協議会
[外部リンク]企業年金連合会 共同運用事業