ヘルパンギーナ
ヘルパンギーナとは
発熱とともに、のどに痛みと 水疱が現れる「夏かぜ」の一種で、乳幼児を中心に、夏に流行します。
病気の原因となるウイルスは主にコクサッキーウイルスA群、コクサッキーウイルスB群、エコーウイルスが原因となることもあります。
主な症状
感染してから2~4日後に、突然の発熱に続いて、のどに痛みと水疱が現れます。
発熱は1~3日続き、食欲不振、全身のだるさ、頭痛などを起こします。
一般的に経過は良好で、2~3日以内に回復します。しかし、合併症として、熱性けいれん、脱水症、小児ではまれに髄膜炎や心筋炎などの注意が必要です。
▼のどの奥に周りに発赤(ほっせき)を伴う小さい水疱が複数みられます。

感染経路
主に経口感染、糞口感染(便と一緒に排せつされたウイルスが口に入って感染すること)、接触感染、飛まつ感染です。
検査・治療方法
特別な治療方法はありません。
基本的には軽い症状の病気のため、経過観察を含め、症状に応じた治療となります。
まれに髄膜炎や心筋炎などが起こる場合があるため、経過観察をしっかりと行い、医療機関への受診を検討してください。
予防と対策
ワクチンや薬はありません。日頃から手洗い・うがいといった感染対策を生活習慣にすることが大切です。
発症した乳幼児のおむつ交換後は、流水と石けんでしっかりと手洗いをしてください。
発生状況
毎年5月頃より増加し始め、7月頃にかけてピークを形成し、8月頃から減少を始め、9~10月にかけてほとんど見られなくなる傾向があります。5歳以下が全体の90%以上を占めます。
啓発ツール

感染症法に基づく医師の届出のお願い
定点として指定された医療機関は、対象の感染症の発生状況を指定の期間(週又は月)ごとにとりまとめて、保健所に届け出てください。
都道府県により届出様式が異なる場合がありますので、最寄りの保健所にご確認ください。

