革新的医薬品等実用化支援基金

革新的医薬品等の実用化支援を行う事業者に対し資金交付等の支援を行うため、「革新的医薬品等実用化支援基金」を造成しました。

基金の目的

  新規モダリティの台頭や国際競争の激化等によって創薬を取り巻く環境が変化している中、我が国においては、ドラッグ・ラグやドラッグ・ロスといった課題が顕在化し、日本の創薬力の低下が指摘されています。こうした状況の背景の一つとして、世界ではスタートアップが創薬を担う時代が到来しているにもかかわらず、
・日本では創薬スタートアップの数が少なく、その規模も欧米に比べ格段に小さい、
・こうしたスタートアップを外から支える支援機能(インキュベーション機能やアクセラレーター機能)も、資金面、人材面、開発能力面で海外に比べ大きく立ち後れている、
といった課題が指摘されており、研究開発早期段階からスタートアップ等のシーズを育て実用化段階まで連続的な支援を行う環境・体制の構築が求められています。

 こうした観点から、令和7年5月に公布された医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律等の一部を改正する法律(令和7年法律第37号)により、国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所法(平成16年法律第135号)が改正され、国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所において、革新的な医薬品等の実用化支援を行う事業者に対して必要な資金の交付その他の支援を行う業務を行うこととされました。また、当該業務に要する費用に充てるために「革新的医薬品等実用化支援基金」を造成することができることとされました。
 以上を踏まえ、国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所において、今般、国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所法に基づき、新たに基金を造成し、革新的な医薬品等の実用化支援を行う事業として下記の事業を行う者に対して助成金を交付することにより、多様な主体が参画する創薬エコシステムの構築を促進することといたしました。

革新的医薬品等実用化支援基金ポンチ絵

事業概要

創薬クラスターキャンパス整備事業

 研究開発早期段階からスタートアップ等のシーズを育て実用化段階まで連続的な支援を行う環境・体制の構築が求められていることを踏まえ、スタートアップ等と各種経営資源(ヒト・モノ・カネ)を有する製薬企業、金融機関及びベンチャーキャピタル並びに規制や振興方策を講じている政府及び自治体等といった国内外の関係者を有機的につなぐエコシステムを構築するため、創薬クラスターの整備及び創薬クラスターにおける革新的な医薬品等の実用化支援のための取組を支援します。

公募概要

公募期間

公募開始時期は、決まり次第掲載します。

出えん金(寄付金)の募集

 革新的医薬品等実用化支援基金については、官民が連携して研究開発早期段階からアカデミアやスタートアップ等のシーズを育て実用化段階まで連続的な支援を行う環境・体制を構築することで、我が国の創薬力の強化を図るものであり、国費と民間からの出えん金(寄付金)を原資とすることとされています。
 つきましては、本基金による事業を実施するため、出えん金(寄付金)への御協力をいただきたく、何卒宜しくお願い申し上げます。
 出えん金(寄付金)へ御協力いただける場合やご不明な点がある場合は下記の連絡先までお問合せください。

連絡先:厚生労働省 医政局 医薬産業振興・医療情報企画課創薬支援対策室
TEL:03-5253-1111(内線4562)
E-mail:idpf_sanjouka★mhlw.go.jp(★を@に置き換えて送信してください。)
 

関連サイト

国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所 
https://www.nibn.go.jp/activities/promote/kikin2.html

お問い合わせ先

医政局医薬産業振興・医療情報企画課 創薬支援対策室

TEL:03-5253-1111(内線 4562、8459)