- ホーム >
- 政策について >
- 分野別の政策一覧 >
- 他分野の取り組み >
- 戦没者遺族等への援護 >
- 戦没者遺族等への援護分野のトピックス >
- 戦没者慰霊事業の結果について(令和6年9月)
戦没者慰霊事業の結果について(令和6年9月)
令和6年9月実施の戦没者慰霊事業の結果について、次のとおりお知らせします。
戦没者慰霊事業の結果
令和6年9月9日から行われた、令和6年度パラオ諸島現地調査派遣(第3次)において、米軍がペリリュー島に造営した日本人戦没者の集団埋葬地(埋葬者1,086名)と思われる地点で調査を実施しました。令和6年5月の前回調査で遺骨2柱相当を確認した地点で範囲を広げて発掘を行ったところ、新たに遺骨5柱相当が並んで埋葬されている状態を確認したことから、同地点が集団埋葬地であると判断しました。
厚生労働省では、今後、ペリリュー島での遺骨収集の体制を強化し、集団埋葬地の遺骨収集を加速化させていく予定です。
実施期間:令和6年9月9日(月)から9月24日(火)まで
集団埋葬地で確認した遺骨:7柱相当(今後の遺骨鑑定人による形質鑑定の結果、柱数が変更となる可能性がある。)
【これまでの経緯】
平成25年度に水戸二連隊ペリリュー島慰霊会が、ペリリュー島に米軍が造営した集団埋葬地を示す地図を米軍海軍設営隊博物館から入手。平成26年度に厚生労働省は埋葬者数が1,086名と記された資料を入手。平成29年度に厚生労働省は集団埋葬地の位置情報(グリッド情報)を入手。これらの資料を基に一般社団法人日本戦没者遺骨収集推進協会が現地調査を実施し、令和6年5月の現地調査で集団埋葬地と思われる場所から2柱相当の遺骨が確認されていた。