照会先

子ども家庭局家庭福祉課

室長補佐    西浦 啓子(4892)
自治体支援係長 五十嵐広和(4849)
自治体支援係  宮下 信吾(4898)

(代表電話) 03 (5253) 1111

(夜間直通) 03 (3595) 2166

令和4年度「ヤングケアラー認知度向上のための広報啓発」について

 ヤングケアラーとは、本来大人が担うと想定されている家事や家族の世話などを日常的に行っているこどものこと。責任や負担の重さにより、学業や友人関係などに影響が出てしまうことがあります。
 厚生労働省では、2022年度から2024年度をヤングケアラー認知度向上の「集中取組期間」とし、ヤングケアラーに関して、わかりやすく、広く関心を集めるような広報・啓発活動を実施します。
 令和4年度は以下の取組を実施します。
 
1.貫地谷しほり×元ヤングケアラー ―ヤングケアラー「ほんとのきもち」― のコンテンツ配信
 ヤングケアラー当事者のケアをしていたときの気持ちや、周りにどう接してほしいかなどの“ほんとのきもち”を知っていただくため、女優の貫地谷しほりさんをインタビュアーに迎え、元ヤングケアラーの方に話をお聞きしました。知って欲しい“ヤングケアラーの声”を、皆様にお届けします。


プロフィール:
○貫地谷  しほり(かんじや  しほり)
生年月日:1985年12月12日
出身地:東京都
2008年に第32回エランドール賞新人賞を受賞。2013年に公開された初主演映画「くちづけ」は第56回ブルーリボン賞主演女優賞を受賞。
2022年には舞台「頭痛肩こり樋口一葉」で樋口夏子(一葉)役を熱演し、数々のテレビ、映画、舞台、の活動に留まらず声優やナレーションなど、様々な分野で幅広く活躍している。
 
○動画(PR版、本編の2種類)

-PR版(41秒)-
https://www.youtube.com/watch?v=jLtkGN4p5S8

-本編(21分32秒)-
https://www.youtube.com/watch?v=iKYgIm3HvlQ
○Web記事

https://www.mhlw.go.jp/young-carer/interview/


2.ヤングケアラー「オンライン交流イベント」の開催
 -仲間とわいわいおしゃべりしよう- 
 普段は周りの友達に話しづらいことも、同じ経験をしているヤングケアラー同士でなら話せることもあるかもしれません。
 オンライン交流イベントは、ヤングケアラーの経験談や周りの方の寄り添い方を、有識者・支援者・当事者と深掘りする第1部、元ヤングケアラーのファシリテーターを交え、ヤングケアラー同士が現状について気兼ねなく話し合い、交流を深める第2部、各種サポートやコミュニティを参加者のみなさんに知っていただく第3部の構成で開催します。
 
 ・日  時  令和5年2月4日(土)14:00~16:30
 ・開催方法  オンライン開催(第1部:特設サイトにてリアルタイム配信)
        (第2部及び第3部:Zoom)
 ・参加対象  第1部:どなたでもご参加いただけます。
        第2部及び第3部:ヤングケアラー当事者の中学生・高校生
 ・定  員  50名(事前申込制)
 ・備  考  第1部(~14:35)は、申込不要でどなたでもご覧いただけます。

https://www.mhlw.go.jp/young-carer-event_20230204/


3.レコメン!シェアリング ~ 学ぼうヤングケアラー ~ の動画配信
 文化放送のラジオ番組「レコメン!」とのタイアップ企画。芸人のオテンキのりさんがパーソナリティを務め、元ヤングケアラーでもある教育系YouTuberの葉一さん、一般社団法人ヤングケアラー協会代表理事の宮崎成悟さんが参加してその苦労や孤立してしまいがちな心理状態など、経験者ならではの思いを語ってくれました。
 さらに、現在進行形で家族の世話をしている大学4年生と高校3年生もリモートで参加し、日常で感じている思いや戸惑いなどを話してくれました。
 
動画(前編、後編の2種類)

https://www.joqr.co.jp/ic/article/66260/
 
 
その他にも各種広報・啓発活動に取り組んでいます。
詳細は、以下の厚生労働省特設サイトをご覧下さい。