照会先
労働基準局安全衛生部安全課課長 安達 栄
主任中央産業安全専門官 八木 健一
課長補佐 中村 宇一 (内線 5481)
(代表電話) 03(5253)1111
(直通電話) 03(3595)3225
報道関係者各位
6月は「STOP!転倒災害プロジェクト」の重点取組期間です
~職場での転倒災害が増加しています~
厚生労働省は、労働災害で最も多い転倒災害を防止するため、「STOP!転倒災害プロジェクト」を実施し、全国安全週間(7月1日~7日)の準備期間である6月をこのプロジェクトの重点取り組み期間としています。
近年、転倒災害は増加傾向にあり、令和3年の速報値は、前年同期比で約3割増と大きく増加しています。その約6割が休業1か月以上であり、特に女性の高齢者で多く発生しています。
転倒災害の防止は、女性や高齢者が活躍できる社会の実現や生産性向上などの観点からも、たいへん重要な課題です。
厚生労働省は、この重点取り組み期間を通じて、事業者の皆さまに、安全委員会等における転倒災害防止の現状と対策の調査審議、チェックリストを活用した点検の実施などを重点的に呼びかけ、全ての働く方が安心して安全に働くことのできる職場の実現を推進していきます。
■ 厚生労働省がこのプロジェクトで実施する主な事項
1) 転倒災害防止の周知啓発資料等の作成、配布
2) 都道府県労働局、労働基準監督署による「STOP !転倒災害プロジェクト」パンフレット記載のチェックリストを活用した事業場への指導 など
■ 啓発資料等
以下の啓発資料等を下記URLに掲載しております。
1)パンフレット(チェックリスト)
2)転倒予防体操動画
3)企業における転倒災害防止の取り組み事例 など
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000111055.html