2020年3月16~23日 第24回食品衛生管理に関する技術検討会 議事録

日時

令和2年3月16日(月) ~23日(月)

場所

持ち回り(電子メール)開催

議題

  1. (1)食品等事業者団体が策定した衛生管理計画手引書案の確認
       ・農産物のカット・ペースト(低温管理)の製造
       ・分離液状ドレッシングの製造
       ・野菜乾燥粉末の製造
     
    (2)その他

議事

議事内容

審議開始日

令和2年3月16日(月)

審議終了日

令和2年3月23日(月)

 

持ち回り(電子メール)により開催され、構成員から以下のような御意見がありました。

 

(構成員御意見)

 

【小規模な農産物のカット・ペースト(低温管理)製造事業者におけるHACCPの考え方を取り入れた衛生管理のための手引書(案)について】

●製品の使用用途として、「そのまま喫食」があるのであれば、乾燥後の製品の取扱いが非常に大切であることを強調して記載すること。

●衛生管理計画の記載例で使用水の管理について、「食品製造用水」の基準を満たしていることを求めているが、本当に必要な規定なのか。

●洗浄殺菌について、具体的な手順例を入れるべき。

 

【小規模な分離液状ドレッシング製造事業者におけるHACCPの考え方を取り入れた衛生管理のための手引書(案)について】

●水相部分がpH4.6以下の分離液状ドレッシングを対象としているが、pH4.6を超えるものについては、別途危害要因分析や重要管理点の決定、ホットパックや湯殺菌のような微生物コントロールが必要であることの注意喚起を行うこと。

●手引書の公表とあわせて、pH4.6を超えるものについての注意喚起について周知する方法を検討すること。

●原材料に食品添加物が使われる場合には使用基準を守ることを追記すること。

 

【小規模な野菜乾燥粉末製造事業者におけるHACCPの考え方を取り入れた衛生管理のための手引書(案)について】

●そのまま喫食するものと、加熱調理後に喫食するものとでは、リスクが異なるので書き分けるべき。

●計量時の衛生管理に関する注意事項の記載がないが、計量時の汚染を考慮する必要がないか検討すること。

●衛生管理計画の記載例で使用水の管理について、「食品製造用水」の基準を満たしていることを求めているが、本当に必要な規定なのか。