献血について知りたい
献血は無償で血液を提供するボランティアです。献血によりいただいた血液から、輸血用血液製剤や血漿分画製剤がつくられ、病気やけがの患者さんの治療に役立っています。血液は人工的につくることができず、また、長い期間保存することもできません。
そのため、医療機関に安定的に血液製剤を届けるためには、多くの方の献血への協力が必要です。
そのため、医療機関に安定的に血液製剤を届けるためには、多くの方の献血への協力が必要です。
献血の種類
献血には、大きく分けて全血献血と成分献血の2種類があります。
全血献血は、血液中のすべての成分を採血する方法で、200mL献血と400mL献血があります。成分献血は血液中の血小板や血漿だけを採血する方法で、血漿成分献血と血小板成分献血があります。
全血献血は、血液中のすべての成分を採血する方法で、200mL献血と400mL献血があります。成分献血は血液中の血小板や血漿だけを採血する方法で、血漿成分献血と血小板成分献血があります。
献血血液からつくられる「くすり」
みなさまの善意の献血で集められた血液は、さまざまな薬となって、患者さんのもとに届きます。
献血というと、輸血で使われるイメージが大きいですが、献血血液のおよそ半分は血漿分画製剤という薬に使われます。

献血というと、輸血で使われるイメージが大きいですが、献血血液のおよそ半分は血漿分画製剤という薬に使われます。

献血の流れについて
献血の手順


献血基準
献血ができる場所
献血の依頼について
献血受付時に確認させていただく「献血の依頼についての応諾意思」に同意いただいた方には、患者さんに必要な血液製剤を供給するため、血液センターから、はがき、電話、メール、LINE等により、献血のご協力をお願いする場合があります。
【依頼させていただくケース(例)】
血液の在庫量が不足している場合、HLA適合血小板献血(※)、まれな血液型等
※HLA適合血小板献血とは
血液型は一般的に赤血球の型(A型・O型・B型・AB型)を指しますが、白血球にも型があり、これを「HLA型」といいます。
骨髄移植など、臓器移植や何度も血小板輸血を受けた患者さんには、一般の血小板輸血では効果がなく、HLA型が適合した血小板(HLA適合血小板)が必要となります。
HLA型が適合する確率は、兄弟姉妹間で4人に1人、非血縁者間では数百人から数万人に1人です。
【依頼させていただくケース(例)】
血液の在庫量が不足している場合、HLA適合血小板献血(※)、まれな血液型等
※HLA適合血小板献血とは
血液型は一般的に赤血球の型(A型・O型・B型・AB型)を指しますが、白血球にも型があり、これを「HLA型」といいます。
骨髄移植など、臓器移植や何度も血小板輸血を受けた患者さんには、一般の血小板輸血では効果がなく、HLA型が適合した血小板(HLA適合血小板)が必要となります。
HLA型が適合する確率は、兄弟姉妹間で4人に1人、非血縁者間では数百人から数万人に1人です。