照会先

大臣官房国際課

国際保健・協力室長
田口 一穂
課長補佐
大久保貴之
課長補佐
古賀 大輔

(代表電話)03(5253)1111(内線:7301、7302)

(直通電話)03(3595)2404

報道関係者各位

新型コロナウイルスに対するワクチン開発を進めます(第7報)

 厚生労働省が創設に関わり、2017年より拠出を行っているCEPI(感染症流行対策イノベーション連合、本部:ノルウェー)は、5月5日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対するワクチン開発と世界規模の製造能力に関する2回目の公募を開始いたしました。(募集期間:6月30日まで)
 詳細については、下記の公募要項(英文)をご参照ください。
https://cepi.net/wp-content/uploads/2020/05/Call-text_COVID-19_CFP-2C_04052020_website.pdf

参考
※CEPI(感染症流行対策イノベーション連合)について
 CEPI(Coalition for Epidemic Preparedness Innovations)は、世界連携でワクチン開発を促進するため、2017年1月ダボス会議において発足した官民連携パートナーシップ。日本、ノルウェー、ドイツ、英国、オーストラリア、カナダ、ベルギーに加え、ビル&メリンダ・ゲイツ財団、ウェルカム・トラストが拠出し、平時には需要の少ない、エボラ出血熱のような世界規模の流行を生じる恐れのある感染症に対するワクチンの開発を促進し、流行が生じる可能性が高い低中所得国においてもアクセスが可能となる価格でのワクチン供給を目的としている。
 新型コロナウイルスに対するワクチン(COVID-19ワクチン)の開発においては、これまで以下の9者とのパートナーシップ締結を行っている。

  • Inovio社(米国)
  • クイーンズランド大学(オーストラリア)
  • Moderna社(米国)、米国国立アレルギー感染症研究所(NIAID)
  • CureVac社(ドイツ)
  • Novavax社(米国)
  • オックスフォード大学(英国)
  • 香港大学(中国)
  • パスツール研究所(フランス)、テーミス社(オーストリア)、ピッツバーグ大学(米国)
  • Clover Biopharmaceuticals Australia社(オーストラリア)

※CEPIのプレスリリース(英語)

※厚生労働省プレスリリース