【照会先】

老健局総務課認知症施策推進室

室長補佐:
井上 宏

(代表電話) 03 (5253) 1111 (3974)

(直通電話) 03 (3595) 2168

認知症本人大使「希望大使」の任命イベント~私たちと一緒に希望の輪を広げよう~を1月20日に開催します

 厚生労働省は、認知症への関心と理解を深めるための普及・啓発を行う「希望大使」を任命する「認知症本人大使「希望大使」任命イベント~私たちと一緒に希望の輪を広げよう~」を1月20日(月)に開催します。「希望大使」には、認知症になっても希望を持って前を向いて暮らすことができている姿を積極的に発信していく観点から、認知症の人本人を任命します。
 認知症は誰もがなり得るものであり、家族や身近な人が認知症になることも含め、多くの人にとって身近なものとなっています。こうした中、認知症の人の意思が尊重され、認知症の人やその家族が地域のよい環境で自分らしく暮らし続けるためには、認知症への社会の理解を深め、認知症があってもなくても、同じ社会の一員として地域をともに創っていくことが必要となります。厚生労働省では、本イベントで任命する「希望大使」のお力もお借りしながら、認知症への社会の理解を深めるための普及啓発について、さらに取組を進めていきます。


【イベントに関するお問い合わせ】
〇認知症本人大使任命イベント運営事務局(株式会社JM&カンパニー)
TEL:03-6278-8233(受付時間:月~金10:00 ~17:00 ※12月28日~1月5日、祝日を除く)
 
【参考】
なかまぁるHP ※一般参加お申し込みはこちら
認知症とともに生きる希望宣言(一般社団法人 日本認知症本人ワーキンググループ(JDWG)HP)
認知症施策推進大綱について(厚生労働省HP)




認知症本人大使「希望大使」の任命イベント概要
 
〇名称 「認知症本人大使「希望大使」任命イベント」~私たちと一緒に希望の輪を広げよう~
〇日時 令和2年1月20日(月)15:00~17:30(開場14:30)
〇会場 全社協・灘尾ホール(新霞が関ビル内)
    〒100-8980 東京都千代田区霞が関3丁目3番2号 新霞が関ビル
〇プログラム
15:00 開会挨拶
15:02  主催者挨拶(加藤勝信厚生労働大臣(予定))
15:05 希望大使の任命(加藤勝信厚生労働大臣(予定)から任命証授与)
15:20 希望大使によるスピーチ
15:35 ゲストスピーチ(認知症の人と家族の会代表理事 鈴木森夫氏、東京都健康長寿医療センター研究所研究部長 粟田主一氏ほか)
16:05 ビデオメッセージ(クリスティーンブライデン氏:オーストラリア在住、46歳で認知症の診断を受ける。認知症の体験を世界にむけて発信する本人発信の先駆者)
16:10 休憩
16:20 希望ミーティング(希望大使、ファシリテーターとして認知症介護研究・研修東京センター永田久美子氏)
17:00 クロージング
※プログラム終了後、10分程度囲み取材(希望大使)
 
〇アクセス 全社協・灘尾ホール(新霞が関ビルLB階)
・地下鉄銀座線「虎ノ門駅」11番出口より徒歩5分
・地下鉄千代田線/丸の内線/日比谷線「霞ヶ関駅」A13番出口より徒歩8分
・地下鉄千代田線/丸の内線「国会議事堂前駅」3番出口より徒歩5分





認知症本人大使「希望大使」の任命予定者
 
藤田 和子 (ふじた かずこ)
鳥取県鳥取市在住、58歳。
一般社団法人 日本認知症本人ワーキンググループ代表理事
看護師として働いていた45歳の時、若年性アルツハイマー病と診断される。「認知症になっても自分らしく暮らせる地域にしたい、そんな地域をつくりたい」と考え活動を続けている。これからもその活動の輪を広げていくために、全国各地で「認知症とともに生きる希望宣言」を伝え、その地域の本人たちが前向きに生き、仲間をつくり、社会に参加していくことの後押しをしていきたいと考えている
 
丹野 智文 (たんの ともふみ)
宮城県仙台市在住、45歳。
自動車販売会社でセールスマンとして活躍していた39歳の時、若年性アルツハイマー型認知症と診断される。認知症の本人が自身の体験や経験をもとに、当事者の相談を受ける「おれんじドア」を地元の仲間と行っている。「できることを奪わないで欲しい」こと、「本人だからできることがある」ことを社会に発信している。
 
柿下 秋男 (かきした あきお)
東京都品川区在住、66歳。
大学(東京教育大学(現筑波大学))在学中、モントリオールオリンピックに出場。青果会社在職中にMCIの診断受け、1年半後62歳で退職、現在、初期の認知症。
「認知症であってもなくても暮らしやすい社会を地域の人たちと作る活動」や、東京オリンピック・パラリンピックに向けて、スポーツでつながる活動を広げていきたいと考えている。
 
春原 治子 (すのはら はるこ)
長野県上田市在住、76歳。
教職を定年退職後、小学校の授業支援や地域初の放課後児童広場を立ち上げる。認知症診断後も近隣のふれあいサロンや特別養護老人ホームのボランティアなど、地域活動を継続している。地元で認知症であることを公表し、月2回、自分自身の経験や体験をもとに、本人や家族、近隣住民からの相談にのっている。
 
渡邊 康平(わたなべ やすひら)
香川県観音寺市在住、77歳。
日本電信電話公社(現NTT)の機械課職員、50歳から観音寺民主商工会に勤務。72歳で脳血管性認知症と診断される。2017年6月から三豊市立西香川病院(認知症疾患医療センター)の非常勤相談員として、院内の認知症カフェに通う当事者の認知症を抱えながら生きる不安や悩みを聴き、自分らしく生きる姿をみせながら、認知症になってもよりよく生きるための応援をしている。




(別紙)認知症本人大使「希望大使」の任命イベント撮影申込書