酸素欠乏症・硫化水素中毒による労働災害発生状況
1. 酸素欠乏症等の労働災害発生状況(1992年~2021年)
(1) 酸素欠乏症
2021年の酸素欠乏症による労働災害は、3件(前年比7件減)であり、被災者は3人(前年比9人減)、うち死亡者は2人(前年比6人減)であった。
過去20年間(2002年~2021年)の労働災害は計123件であった。
(2) 硫化水素中毒
2021年の硫化水素中毒による労働災害は、6件(前年同数)であり、被災者は6人(前年比3人減)、うち死亡者は2人(前年比4人減)であった。
過去20年間(2002年~2021年)の労働災害は計71件であった。
表1 酸素欠乏症の労働災害発生状況(1992年~2021年)
備考:被災者数は死亡者数を含む。
表2 硫化水素中毒の労働災害発生状況(1992年~2021年)
備考:被災者数は死亡者数を含む。
図1 酸素欠乏症の労働災害発生状況の推移(1992年~2021年)
図2 硫化水素中毒の労働災害発生状況の推移(1992年~2021年)
2. 酸素欠乏症等の業種別発生状況(2002年~2021年)
(1) 酸素欠乏症
過去20年間の業種別発生状況をみると、製造業が最も多く、次いで建設業であり、この2業種で全体の6割以上を占めている。
(2) 硫化水素中毒
過去20年間の業種別発生状況をみると、製造業、清掃業、建設業の順に多く、この3業種で全体の8割を占めている。また、上位2業種でも全体の6割を占めている。
表3 業種別発生状況(2002年~2021年)(件)
図3 業種別発生状況(2002年~2021年)
3. 酸素欠乏症等の月別発生状況(2002年~2021年)
(1) 酸素欠乏症
過去20年間の月別発生状況をみると、発生件数が多い月は、7月の16件、10月の15件である。
(2) 硫化水素中毒
過去20年間の月別発生状況をみると、発生件数が多い月は、7月の12件、6月の10件である。
表4 月別発生状況(2002年~2021年)(件)
図4 月別発生状況(2002年~2021年)
4.酸素欠乏症・硫化水素中毒による労働災害発生状況
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