墜落・転落災害等防止対策推進事業(建設業)【厚生労働省委託事業】

 建設業においては依然として墜落・転落災害が多発しており、労働災害による死亡者の約4割、死傷者の約3割を占めています。
 特に足場からの墜落・転落災害の防止については、労働安全衛生規則の遵守徹底に加えて、墜落・転落災害の防止効果が高い手すり先行工法等の「より安全な措置」の一層の普及など平成27年5月20日付け基安発0520第1号「足場からの墜落・転落災害防止総合対策推進要綱」(以下「推進要綱」という。)に基づく対策を推進していくことが必要です。
 このことから、厚生労働省では、委託事業で、建設業における墜落・転落災害対策の推進を図ることを目的として、より安全な足場の設置に関する技術的支援を行っています。
 
◯令和元年度受託者:全国仮設安全事業協同組合
 

調査・診断

調査・診断

 建築工事等足場の設置を必要とする建設工事を行う事業者に対して、労働安全衛生に関する高度な専門性を有する者がお伺いし、次の事項等についてアドバイスをします。
1)手すり先行工法等の「より安全な措置」その他推進要綱に基づく対策(以下「より安全な措置等」という。)の実施状況及びその実施や足場上での作業に当たって支障となっている問題点等について調査・診断
2)より安全な措置等の作業計画・改善計画の作成支援
3)作業計画・改善計画に基づいた手すり先行工法等による足場の工事実施時の技術的な助言

推進要綱等に関する説明会

推進要綱等に関する説明会

 労働安全衛生規則に基づく足場からの墜落防止措置、推進要綱及び手すり先行工法等に関するガイドラインの内容を踏まえた、より安全な足場の設置に関する説明会を実施します。

令和元年度使用テキスト
足場からの墜落・転落災害防止総合対策推進要綱に基づく措置・労働安全衛生規則(足場からの墜落防止対策関係)等の概要

説明会日程について(受託者ホームページ)
 

お問い合わせ

お問い合わせ

 本事業は、全国の工事現場を対象に実施しています。
 調査・診断の実施、説明会の参加については、受託者にお問い合わせください。