人材育成事例064

 
 
 
 
    株式会社E
技能検定で現場のスキルアップ
 
 
 
 
情報掲載年度 2013年度
情報掲載日 2014/3/17
都道府県 愛知県
 
資本金 5000万円以上~1億円未満
従業員数 100人以上~300人未満
産業分類 製造業
 
 
天井クレーン、橋形クレーンなどの各種自動搬送設備の設計、製作およびメンテナンス施工。

 
 
 
社会からの信頼、技術の創造と革新に挑戦すると共に、変化を先取りする活力ある次世代の人材を育成する。
 
 
1.該当職種の技能検定受検。
2.若手社員教育、営業即戦力アップ講習、パソコン講習など職能別教育に注力する。

創業以来80余年の長い歴史の中で培った技術力で、重量物の物流を担ってきた。
当社の特徴として、受注生産(多品種少量生産)で社員一人ひとりの力量に負うところが多い、さらにベテランと若手との間には年齢的な断層があり人材育成が急務である。
従来、安全衛生法に係る資格取得および溶接技能を中心に能力向上に努めてきたが、さらなるスキルアップと共に全社に水平展開した能力開発に着手した。
現業部門においては溶接作業に限定することなく、総ての作業を並行してレベルアップさせるために、技能検定を受検することとした。

また、経営理念、社員行動指針をベースとして、職場や個人のニーズを把握した能力開発体系を鑑み、先ずは人材育成年間計画を立案。その結果優先度、速効性の高い愛知県職業能力開発協会の階層別教育コースを活用して管理職を対象に受講し、管理職・技能職ともに、企業全体に人材育成についての前向きな意識つくり・環境づくりを進めることとした。
2~3年先には、TWI研修を取り入れる予定である。

(参考:職業能力開発体系の概要)
 
 
 
1.社員個々の職域拡大と併せた技能検定の複合化
2.階層別、職能別、資格取得の職業能力開発計画の充実

 
 
 
職業能力開発体系の概要