人材育成事例351
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自動車運転教習 | |||||||||||||||
教養体制の特徴と致しまして、職員の明確な目標設定、及びキャリアアップのフォローを確立する為に、先人の良き知恵をとり入れて、旧薩摩藩の郷中(ごじゅう)教育思想をベースに子弟編成による運営体制を敷き、円滑な教養指導及び職場環境の改善に努めております。 郷中教育の主な思想は、日々の家庭生活、学習などにおいて青少年の健全育成を目的として旧薩摩藩から発祥しており、上記年齢ごとに先輩が後輩の面倒を見ながら強い集団(郷中)を作り上げていた自治システムです。 その例として、子供らが集団で遊んでいるときに川岸に来たら、先ずは二才が飛び越えてみせると、あとに続こうとするも、怖がって今にも泣き出しそうな小稚児たちを見て周りのこどもたちが声を合わせて「泣こかい、飛ぼかい、泣こよかひっ飛べ」とはやし立てます。 この事は「先輩が率先して行動し、部下が困難に出会ったときは迷わず行動しろ」の意味です。当社のキャリア支援体制もこの先輩からの享受、チャレンジ精神がベースとなっております。 |
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指定校制度が導入された昭和37年以降、各車種認可の都度、すべての認可業務を取得してきました。また、人的財産である指導員については、複数資格の取得者を養成することこそが企業ビジョンの達成につながることから、「キャリア支援室」を開設し、「指導員全員が20種に上る全資格を取得すること」を目標として、率先して資格取得を奨励してきました。 そのため、受験費用、事前講習、技能練習費用すべて会社負担とし、積極的な資格取得を推奨し全職員に公平なキャリアアップ機会を提供しています。 その結果、平成19年に同業界では取得困難な全車種、全講習の認可を得るに至り、悲願であった「総合全車種教習校」と併せ、「県内唯一の全車種教習校」をなし遂げました。 以降、安全運転講習会の開催などの付帯業務にも積極的に着手し、地域の交通安全センターとして地元社会に幅広く認知されているところであります。 また、職場環境の改善を挙げ、コンプライアンス室を立ち上げており、闊達な職場を維持しております。 報酬面におきましては、車種ごとに資格手当ての加給制度を設け、キャリア向上意欲、昇給の双方で職員に還元されるシステムとなっております。 |