職業能力開発計画事例306

 
 
 
 
    株式会社長尾製作所
 
 
 
 
 
情報掲載年度 2017年度
情報掲載日  
都道府県 大分県
資本金 1000万円以上~5000万円未満
 
従業員数 100人以上~300人未満
産業分類 製造業
助成金の申請 なし
助成メニュー  
 
 
精密板金による機械・装置部品、および各種フレームの製造・販売
得意分野:半導体・液晶製造装置関連/産業用事務機器/鉄道車輌/食品加工機器/通信/物流 等の各分野
(株式会社長尾製作所ウェブサイト)
 
 
【社是】
我々は、いつの時代においても、お客様に喜ばれ、愛されるものづくりを実践することにより、会社の永続的な発展を計り、社会に貢献し続けることを目的とする。
【品質方針】
品質は工程で作り込み、顧客満足に結びつける絆。
・顧客要求事項(法令含む)を常に明確にし、継続的改善のシステムを確立することにより、常に顧客満足度の向上を図る。
・重点施策 ➀原価の低減
  ➁納期の厳守
  ➂教育訓練の徹底
【人材育成方針】
キャリア開発システムを構築し、この運用によって自律型社員を育成する。
 
 
【キャリア開発システム構築の流れ】
1)従来の人材育成手法の問題点の洗い出し、対策協議
→キャリア開発システムの構築を推進することを決定
2)職位の役割の明確化
→各職位の定義、職務、責任、権限、資格要件を決定
→以上を「職位要件一覧」にまとめた
3)職能要件の明確化
→職能別にそれぞれの業務を洗い出し、一覧表にまとめた
管理監督者:「管理項目・点検項目一覧」作成
一般社員:「業務項目・作業項目一覧」
4)作業標準書の抜本的な改訂
➀全工程、統一フォーム・統一項目 使用
➁写真、図を多用し、ビジュアル化を図る
➂作業のカン、コツ情報を視覚化するため、2017年より作業標準動画の作成に着手
5)職位・職能別の教育項目の体系化
➀教育要件を洗い出し、「職能別教育テーマ一覧」作成
➁各工程の業務項目を全て列挙し、それぞれの業務項目の修得期間を設定、
これを「マスター能力期待表」「教育訓練ニーズマップ」にまとめた
これにより、社員一人ひとりの技能習得状況を把握
➂新入社員研修を標準化し、「【別紙1】新入社員研修スケジュール表」にまとめた
6)人事評価制度の改訂
(制度改訂方針)
➀簡潔で分かりやすく、納得されやすい制度設計を目指す
➁役割・責任に応じた評価基準・賃金体系を構築する
・職位の役割/責任の明確化→職位ごとの賃金に明確に反映させる
・管理職には定量的な目標達成度評価を適用
一般職の評価は、職能に合わせある程度おおらかに
➂昇格に必要な能力要件を明確にする
➃評価結果の社員へのフィードバックを大切にし、ここに時間をかける
 
 
【別紙2】職能別教育テーマ・テーマ一覧 参照
 
 
別紙1:新人研修スケジュール  
別紙2:職能別教育テーマ・テーマ一覧