推進者取組事例018

 
 
 
 
    株式会社 翔栄
常に教育が大事!スタッフは宝物である。
 
 
 
 
情報掲載年度 2017年度
情報掲載日 2018/02/05
都道府県 熊本県
資本金 1000万円未満
 
従業員数 50人未満
産業分類 医療・福祉
推進者の役職名 代表取締役
推進者としての従事年数 4~10年
 
 
「医療・介護」
地元の企業として「サービスの向上」・「安全管理の強化」・「人材育成」を目標に地域密着型の企業として県南一の施設を目指しサービス向上に対応すべく日々努力研鑚している。
 
 
➀経営理念
1.私たちは、居心地の良い安らぎのある暮らしを支えます。
2.ご利用者様を尊重し、毎日笑顔のある生活を支えます。
3.ご家族様から安心して頂ける介護を提供します。
4.地域に信頼される関係作りに努力します。
➁経営方針
 認知症のご利用者様がその能力に応じ自立した日常生活を営むことができるよう、ご利用者様の心身状態に適した支援サービスを提供すると同時に、ご利用者様を介護する職員の心身への負担軽減を図るための配慮をすることを基本とする。
 
 
➀キャリアパスの作成
最初に取り組んだのは職位、職種別の研修、資格を一覧表にまとめスタッフ全員が閲覧できるようにした。
➁評価制度・人事考課制度構築の取組
スタッフの成長意欲・学習意欲を維持向上させるには、適正・公平な評価が必要であることを認識し、昨年から評価制度・人事考課制度を導入し運用開始。ただ運用して分かったことは評価する項目が非常に多く、今後はもっと項目の絞り込みが必要と感じ現在取組中である。
 
 
➀資格取得の推進
介護・福祉については、まず資格を持っている事が重要なポイントになります。当施設におきましては一般介護職の資格は特別に必要ありませんが、スタッフの目標及びモチベーションを上げていく為にも資格取得は不可欠でありサービス向上にもつながります。
資格には受験要件が設けられている為にその条件をクリアしたスタッフから順に試験を受講させています。
当社では、資格取得に関する費用は会社補助、助成金等を利用しながら全て会社負担であり、合格するまで応援しています。又取得後は賞与支給時に資格に応じてお祝金を支給しています。
 
 
・雇用管理の1段階として、評価制度・人事考課制度を運用しているが、今後評価と処遇、キャリアパス等を含めた雇用管理の包括的システムを構築し、そのうえで評価制度・人事考課制度の精度を上げていくようにもっていきたい。
・職業能力評価基準活用マニュアルを紹介され当社にとっては重要な情報源となった。
 
 
スタッフの頑張りや資格取得制度又はそれに伴う能力の向上に会社が理解を示し、きめ細かく評価することは非常に重要なことであり、スタッフのモチベーションの向上にも繋がります。その結果として人材定着率の向上や能力を発揮することで会社への貢献に大きく影響し信頼できる企業へと成長できます。
今後も枠組みを整備したり、継続的に進化させたりして、更なる企業の成長につなげていきたいと思います。
 
 
現在施設に関しては1ユニットであり、2018年に氷川町よりグループホームの募集がある予定です。それに応募して2ユニット目を獲得できるよう取り組んでいます。ただ介護職が減少している中、現在の市場を把握しながらスタッフへの指導・教育をしっかり行い、離職率がゼロを目標に「スタッフは宝物!」の精神で頑張ってまいります。推進者ももっと勉強しスタッフ共々協力をしながら邁進していきたいと思います。