推進者取組事例005

 
 
 
 
    A社
自動車整備業の推進者取組事例
 
 
 
 
情報掲載年度 2017年度
情報掲載日 2017/11/7
都道府県 島根県
資本金 1000万円未満
 
従業員数 50人未満
産業分類 サービス業(他に分類されないもの)
推進者の役職名 代表取締役
推進者としての従事年数 1~3年
 
 
新車・中古自動車販売
自動車整備(車検・点検・修理)
損害保険の販売(自動車、火災、傷害)
 
 
お客様に、正確な自動車整備で、安全・安心を提供することが経営方針である。より高度な知識、技能で、誠実に自動車整備をすることが方針・目標である。
最近の自動車整備の技術・技能は電子制御技術、エレクトロニクス技術による検査整備の比率が高くなった。
当地方では、自動車整備店の競合が激しく、創業から三年目で固定客も持っていないことから、新しい電子制御技術、エレクトロ二クスの知識技能を駆使して、安全に自動車整備をすることによって、新規のお客様を獲得するように努めている。
 
 
・事業主の胸のうちにある「会社をこうしたい」という思いを経営理念・経営方針として文書化し見える化を図った。
・自動車整備士の職能要件表の作成、教育訓練ニーズの確認、教育訓練体系図の作成等事業内職業能力開発計画の作成を進めた。
・具体的な教育訓練の取り組みとしては
一級自動車整備士の資格取得
自動車の電子制御技術、エレクトロニクス技術に対応した試験機、計量器の導入訓練
中古自動車の査定業務のため、S損保(株)の代理店研修を受講
自動車検査員の資格取得
等に取り組んだ。
 
 
・経営者が推進者を兼務しており、従業員との教育訓練に対するコミュニケーションが良くなった。
・人材育成コンサルタントから教育訓練に対する相談支援を受けることができ、自前の事業内職業能力開発計画が作成できるようになった。
・自動車の電子制御技術、エレクトロニクス技術に即応した教育訓練の情報収集ができるようになった。
 
 
・今の整備士は車の点検整備だけでは不十分である。見積り概算金額の提示、整備結果の説明、お見送り等一人で全てをこなさなければならない。教育訓練体系図を見直して、接客研修、コミュニケーションの研修等のヒューマンな研修も体系図の中に入れたい。
・整備士は少人数なので、外部研修により、業務が滞るのが心配である。
 
 
・従業員に対し必要な教育訓練を受ける機会を与えたい。
・従業員の職業能力開発向上が図られるよう、相談にのってあげたい。
 
 
・繁忙が続いているので、整備士を増員したい。