職業能力開発計画事例190

 
 
 
 
    株式会社 A
 
 
 
 
 
情報掲載年度 2015年度
情報掲載日 2016/3/17
都道府県 青森県
資本金 1億円以上~3億円未満
 
従業員数 300人以上
産業分類 情報通信業
助成金の申請 キャリア形成促進助成金
助成メニュー  
 
 
◎経営理念
・我が社の利益は社会貢献共存共栄、未来開発の源泉である。
・我が社は、情報産業の開拓者として常に創造的な発展と成果を目指す。
・我々は友愛誠意、奉仕の精神に徹し、人間的成長能力向上社業の開発に邁進する。
◎経営方針
・お客様第一を旨とし、社業を通じて地域と社会に貢献する。
・社員一人ひとりを大切にし、その幸福と会社の発展を共にする。
・夢を叶える企業を目指す。
・独自のサービスを最安コストで最速最大に普及させる。
◎人材育成の基本方針・目標

上記の理念・方針の元、目指すべき人材像を次のように考える。

各々が自立した社会人として、自ら学び、考え、主体的に行動できる人材。レベルに応じた研修を実施し、また、従業員の自発的訓練を支援する。

・本人の資質及び意欲に応じて、未経験者も積極的に登用し、OJT,OFF-JTを通して育成する。その前提として、積極的に学ぶ、謙虚に反省する、組織の中でのコミュニケーションを大事にする強い意志を持つ人材。
・人との繋がり、コミュニケーションを大事にする人材。
 
 
◎従業員のキャリア形成(育成)に即した配置、その他の雇用管理に関する配慮
・未経験者を積極的に採用し、OJT、OFF-JTを通して、いちから育成する。
・スピーディな事業の拡大を図る為、中途採用により即戦力を採用。その適正な配置で従業員間の技術交流等の相乗効果を期待する。
・従業員の配置については、組織の必要性に基づき、従業員の能力・特性を公正かつ適正に評価して決定する。
・適材適所の配置を視野に入れ、自主性を持って臨む従業員には現職以外の分野も含めた教育訓練を積極的に推進する。
◎昇進昇格・人事考課に関する方針
・効果内容、基準
目標達成への意欲、責任感、協調性等の資質要件
対象期間の勤務成績(目標達成度、対前年比伸長度等)
専門知識、技能の習熟度

以上の内容を総合的に判断し、昇進昇格等を決定する。

 
 
◎従業員のキャリア形成を促す為、各職務に必要な職業能力の明確化と明示
総務
社内外とのコミュニケーション能力。電話対応、接遇マナー。
PC、事務処理能力及び効率化を図る応用力。社保・年金処理知識。人事労務関連知識。コンプライアンス関連知識。
営業
自社商品知識。顧客開拓能力、顧客の意向を漏れなく把握するヒアリング能力、意向に的確に対応できる能力。
トラブルや突発事に柔軟に対応できる能力。案件の収支管理能力。
(経理)
売上・原価管理。決算処理、会計業務。全社予算計上。PC、事務処理能力及び合理化を図る応用力。
(保守)
コンピュータ機器及びプリンタの修理、保守技術能力と関連知識。システムIT知識。社内インフラ構築・管理・保守。
自社HPの更新。コンピュタシステムの開発・保守技術。

◎職務等の遂行に必要な職業能力(役職、レベル毎)の内容の明示
部長
経営的視点から担当部門全体の運営を行い、事業計画を立てて実行する。業界全体の情報及び広範高度な知識を有し、機関組織をマネージメントする。
課長
部の戦略に従い、部内の中規模組織の運営を行う。課員の育成・管理、課内の目標設定からその達成に至るまでを統括する。
部門・課の計画をかみ砕いて部下に浸透させ、実行に導く。
係長
上司の指示の元、担当係の管理を行う。部・課の方針を理解し、主体性を持って係内の業務を遂行する。部下が扱えない特定事項トラブル対応等の処理が出来、仕事ぶりを管理監督出来る。
一般
予め定められた職務の処理基準及び個々の指示に従って、定型的な担当業務を遂行する。自己啓発の意欲を持って、基本習得後は知識、技能のスキルアップを図る。
 
 
・教育訓練体系図