職業能力開発計画事例185

 
 
 
 
    S株式会社
 
 
 
 
 
情報掲載年度 2015年度
情報掲載日 2016/3/31
都道府県 福岡県
資本金 1000万円以上~5000万円未満
 
従業員数 50人以上~100人未満
産業分類 卸売業・小売業
助成金の申請 キャリア形成促進助成金
助成メニュー  
 
 
【経営理念・基本方針】
・私達は、お客様の為に存在価値のある企業となり、豊かな人間形成と生活環境を築きます。
・【創意工夫】価値ある創造と工夫でお取引様に貢献します。
・【熱意努力】若き情熱と努力を惜しまずお客様の発展に貢献します。
・【敬客愛品】商品にこだわり、あらゆる資源に感謝し豊かで快適な社会環境を実現します。

【人材育成の基本方針・目標】
・自分から進んで行動ができる人材。
・社内外の情報を個人値で終わらせることなく、組織値(集団値)まで繋げてコミュニケーションの大切さを共感し実践し組織力をつけていく人材。
・情報を収集、分析、検討、改善、実行して、よい仕事をする人材。
・人から頼られる人材。

このような人材を目指し、育成する。
 
 
【従業員のキャリア形成(育成)に則った採用・配置等の方針】
・新卒・既卒、中途採用者に対して、経験によってOJT、OFF-JTを通して育成する。
・従業員については能力に応じ昇格基準を明確にして運用していく。

【昇進昇格・人事考課に関する方針】
(考課内容、基準)
・目標達成への意欲、責任感、協調性、チームワークの遵守等の資質要件。
・対象期間の勤務成績(目標達成度、対前年比伸長度等)。

(考課の方法)
・評価項目は業績目標、成果目標、能力目標としそれぞれの項目を細部に評価し点数化する。

(考課時期)
・年間3回(11月・5月・2月)

(考課者)
・直属長

(昇進昇格の決定の仕方および基準)
・評価点上位者を役員会で再度協議し決定する。
 
 
【セクション(部門)毎に必要な職業能力の明示】
(総務)
ビジネス知識の習得。PCの基本操作。企業倫理の理解とコンプライアンス関連知識。
関係者との連携・関係構築。成果の追求。業務の改善および効率化。顧客・取引先との交渉。
顧客満足の追求。
総務業務基礎知識。事務処理の情報システム化。文書管理基礎知識。社外対応基礎知識。
リスクマネジメント知識。人事および雇用管理基礎知識。賃金および社会保険基礎知識。
労務管理基礎知識。簿記知識。財務諸表基礎知識。
 
(営業)
ビジネス知識の習得。PCの基本操作。企業倫理の理解とコンプライアンス関連知識。関係者との連携・関係構築。成果の追求。業務の改善および効率化。顧客・取引先との交渉。顧客満足の追求。
営業の役割の理解。業界知識および商品知識。対象顧客と関係をつくるアプローチ力。顧客の現状と問題点をヒアリングする能力。顧客ニーズに沿った提案力。相手の利益を語るプレゼンテーション力。
顧客の視点に立ったクロージング力。リピートを生み出すアフターサービス力。
 
(商品)
ビジネス知識の習得。PCの基本操作。企業倫理の理解とコンプライアンス関連知識。
関係者との連携・関係構築。成果の追求。業務の改善および効率化。顧客・取引先との交渉。
顧客満足の追求。
仕入業務の役割の理解。業界知識および商品知識。対象メーカーと関係をつくるアプローチ力。
メーカーの現状と問題点をヒアリングする能力。顧客ニーズに沿った仕入提案力。相手の利益を語るプレゼンテーション力。メーカー及び顧客の視点に立ったクロージング力。
リピートを生み出すコミュニケーション力。
 
(物流)
業務の改善および効率化。運送会社・倉庫会社との交渉。物流の役割の理解。業界知識および商品知識。
営業・仕入の現状と問題点をヒアリングする能力。営業・仕入ニーズに沿った提案力。
 
(システム管理)
ビジネス知識の習得。PCの基本操作。企業倫理の理解とコンプライアンス関連知識。
関係者との連携・関係構築。成果の追求。業務の改善および効率化。顧客・取引先との交渉。
顧客満足の追求。
情報システム基礎知識。システム設計基礎知識。システム開発基礎知識。システム運用および管理基礎知識。業務アプリケーションの選定および活用能力。


【職務等の遂行に必要な職業能力(役職、レベル毎)の内容の明示】
(部長)
会社の重要な業務および関連領域に関する広範かつ高度な専門知識を有し、コンサルタントとして、他部門・社内外関係先と必要な調整を行ない、極めて高付加価値の企画・業務推進・渉外などを行なう。
部の責任者として、事業部方針・目標に基づいた部の方針・目標を設定し、他部門・社内外関係先と必要な調整を行ない、部下を統括して組織力を発揮させ、担当業務を遂行する。
 
(課長)部の重要な業務および関連領域に関する高度な専門知識・技術・技能を有し、上級スペシャリストとして、関係先と必要な調整を行ない、極めて高レベルの企画・業務実行・課題解決などを行なう。
グループ(課)の責任者として、部の方針・目標に基づいたグループ(課)の方針・目標を設定し、関係先と必要な調整を行ない、部下を育成・統率して組織力を発揮させ、担当業務を遂行する。
 
(主任・係長)
グループ(課)の重要な業務および関連領域に関する高度な専門知識・技術・技能を有し、スペシャリストとして、高レベルの企画や業務実行、課題解決を行なう。
上司の指示のもと、グループ(課)の重要な業務の責任者として、自ら計画を立て、割当てられた下位者を指導・監督しながら、任された重要な業務を遂行する。また、グループの円滑な運営のため、適宜上長を補佐する。
 
(一般)
予め定められた職務の処理基準および個々の指示に従って、定型的な担当業務を遂行する。
自己啓発の意欲を持って、基本修得後は知識・技能のスキルアップを図る。
 
 
・能力開発体系図