職業能力開発計画事例128

 
 
 
 
    S社
 
 
 
 
 
情報掲載年度 2014年度
情報掲載日 2015年3月23日
都道府県 静岡県
資本金 3億円以上
 
従業員数 300人以上
産業分類 運輸業・郵便業
助成金の申請 なし
助成メニュー  
 
 
○経営理念
<基本方針>
1. 歴史の審判に耐えうる正々堂々の経営を行う
2. 活力ある社員であると共に尊敬される立派な社会人であること
3. 常に事業の革新をはかり、自己改革に挑戦する
4. 事業に必要な投資や研究は積極的に行う
5. 内部留保の蓄積により強固な企業体質を作り上げる
6. 経営者および管理者は、企業活動の原動力である
7. 共生の精神に則り、外部およびステークホルダーとの適切な関係を確立する
8. 経営の実効をあげるため意思の統一をはかる
9. 組織活動の基本に則り、確実に実行する
10. 常に公正で、透明性の高い人事管理を行う
11. 現場規律の保持は、組織活動の基本である
12. 人材育成は、企業経営の原点とも言える重要課題である

◎当社の基本的な考え方
・人材育成の基本は職場でのOJT
・職場で困難な教育はOFF-JT(研修・自己啓発)で補完
・適正な評価
・異動によりさらなる成長を促す
 
 

[1]人事考課制度

*考課内容*
(総合職・一般職)<非管理職層>
●人事考課⇒目標に対する到達度、業務の取組姿勢、職務遂行能力を中心とした考課

(課長職以上)<管理職層>
●マネジメント考課⇒部下の育成・労務管理等マネジメント能力を中心とした考課
●業績考課⇒部店・チームの業績を中心とした考課

*考課者*
(総合職・一般職)<非管理職層>
 本人考課⇒一次考課(所属上長:課長以上)⇒二次考課(部店長)

(課長職以上)<管理職層>
(部店長)本人考課⇒一次考課(担当役員)⇒二次考課(常務会)
(課長) 本人考課⇒一次考課(所属上長:部支店長以上)⇒二次考課(担当役員)

各待遇者、二次考課の評価を基に人事担当役員が決裁

[2]人事考課の活用

*フィードバック*
 人事担当役員決裁後、所属上長が従業員と面談形式で、フィードバックを行う。
 面談時、評価の理由付けと職務遂行・能力開発の指導を行う。

*処遇*
 ●賃金、賞与反映
 ●昇格昇進
 ●配置転換、役職任命

[3]昇進昇格について
○昇格:評価結果・資格滞留年数を勘案し、昇格候補者をリストアップ。
     昇格試験、面談を実施。(年1回)

○昇進:資格及び本人の適性に応じ、役職任命。
 
 
総合職:会社経営を担う幹部候補として、

営業・現場管理・企画部門・地域拠点・海外駐在・管理部門などへ転勤を伴う人事異動を行いながら、キャリアを形成する社員。

一般職:総合職を補佐する事務職社員。

営業補佐、経理、庶務等を担当する社員。
転勤は伴わない人事異動有り。