職業能力開発計画事例304
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金属加工業
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1.経営理念
株式会社W製作所は物作りのプロ集団としてお客様の創造を形にし、日々変わる環境にも敏速に適応出来る会社にする。
また、環境面でも次世代に胸を張って後継出来る企業になる。 2.人材育成方針 上記の理念の下、目指すべき人材像を考え、育成を支援する。
・お客様の要望に技術で応える、高い技能・仕事意識を持った社員集団を目指す。
・自立した社会人として、自ら学び、考え、主体的に行動出来る人材を理想とし、必要な技能・知識についてレベルに応じた研修を実施すると共に、従業員の自発的成長を支援する。
・配置に際しては本人の資質および意欲に応じて経験を問わず積極的に登用し、補完すべきスキルについては、OJT/OFF-JTを通して体系的に教育・育成する。
そのために、積極的かつ謙虚に学び、仕事を通じたコミュニケーションを大切にする姿勢を求める。
・自主性を持って臨む従業員には現職以外の分野も含めた教育訓練を積極的に推進する。
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3.雇用管理方針
・未経験者も積極的に採用し、必要な技能について基礎から教育する。
・将来のコア人材としての若手育成や、即戦力としての中途採用者の能力発揮といった組織の必要性に基づき、各人の能力・特性に応じた人材育成を推進し、働きやすい職場環境を整える。
・一人ひとりがやりがいを持って職務に取り組めるよう、適性や要望を尊重して職務配置を行う。
育成においては自主性を重視し、希望者には現職以外のチャレンジの機会も設ける。
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4.職務要件、職務評価基準 【部門別】 総 務 社内外とのコミュニケーション能力。電話対応、接遇マナー。 PC、事務処理能力および効率化を図る応用力。
経 理 売上・原価管理。決算処理、会計業務。全社予算計上。
人事労務関連をはじめ、社保・年金処理やコンプライアンス関連の知識。 PC、事務処理能力および合理化を図る応用力。
営 業 自社商品、加工知識。
顧客開拓能力、顧客の意向を把握する聞き取り能力、その意向に的確に対応する力。
トラブルや突発事への柔軟な対応力。案件の収支管理能力。
技 術 お客様ニーズを踏まえ、商品化に向けた製品設計を適切に遂行する能力。
職務に必要とされるソフト・ハードの知識。納期を踏まえたスケジューリング能力。
製 造 製作仕様に基づき、お客様の要求品質・納期などに効率よく対応できる能力。
職務に必要とされる材料・加工知識。安全や5Sなどの職場管理能力。
【職位別】 部 長 業界全体の情報および広範高度な知識を有し、基幹業務をマネージメントする能力。 経営的視点から担当部門全体の運営を行うと共に、直接経営幹部を補佐する。
課 長 会社の方針に基づき、課員の育成・管理および課内の目標設定からその達成に至るまでを統括する能力。
上司のスタッフとして部門の計画を課員に浸透させ、実行に導く。
係 長 上長の指示の元、担当係の管理を行う。上位方針を理解し、係内の業務を遂行する能力。
部下が扱えないトラブル対応や特定事項等の処理が出来、仕事ぶりを管理監督出来る。
一 般 予め定められた職務の処理基準および個々の指示に従って、定型的な担当業務を遂行する。
自己啓発の意欲を持って基本を修得、さらに知識・技能のスキルアップを図る。
【考課内容、基準】 ➀業績評価⇒計画達成度、量的・質的実績、チャレンジポイント、業績貢献度
➁プロセス評価⇒規律態度、協調性、積極性、責任感、コミュニケーション(報告/連絡/相談)
➂能力評価⇒知識/技能、理解力、判断力、企画力、交渉力、指導力
【考課の方法】 等級ごとに考課基準をポイント化し、集計した結果で昇給/昇格を行う(下がる場合もあり)。
【考課時期】 年二回、上期⇒主に賞与に反映、下期⇒賞与および昇給/昇格に反映
【考課者】 一次考課者⇒直属上司、二次(最終)考課者⇒経営幹部
【昇進昇格について】 年一回、等級基準書に照らし合わせて見直す。
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5.キャリアマップおよび教育訓練体系図
6.教育訓練計画、カリキュラム ◇年間計画表 |
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