職業能力開発計画事例１０６
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【経営基本理念】
一．顧客第一主義に徹し、社業の発展を通じて社会に貢献する。 二．昨日より今日、今日より明日へのたゆまざる進歩を目指す。 【人材育成基本的方針】 「企業は、人なり」と言われる通り、企業の繁栄・存続は社員の資質に負う所が大きい。 特に、21世紀に入ってグローバル化が進展し、その重みは益々増大している。 当社は、社員に仕事を通じて成長・繁栄してもらうとともに、会社も社員を通じて前進・繁栄するという考え方である。 職場内教育訓練、職場外教育訓練、自己啓発を社員の能力開発の柱として、キャリア形成を促進する。 また、それを補完するため、次の制度を実施する。 （１） 職能資格・人事考課制度 （２） 自己申告・面接制度 （３） 海外体験研修制度 |
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【資格規定】
１. 職務遂行能力・経験年数等により１級から８級のいずれかに区分する。 ２. 法律で定められた大学以上を卒業後直ちに入社する者は、初級資格を２級とする。他の者は、１級とする。 ３. 昇格は、資格要件にてらし、各人の職務遂行能力・勤務成績・経験年数・人物識見等を総合的に勘案して決める。 ４. 昇格は、原則として年１回、３月21日に行う。 【面接・人事考課】 会社方針に基づく職場の目標達成のために、知識・能力・成果を日常の行動・事実から評定する管理監督者の重要な職務の一つであり、毎年2月に実施する。 ＜面接＞ ・この1年間、仕事上で特に力を注いだ事。 ・目標達成のため、自職場や仕事でやるべき事。 ・今後1年間、自己啓発として取り組みたい事。 ・勤務上の希望。 ・面接者記入→誉めた事。努力するように指導した事。今後の指導方向。 ＜人事考課＞ ・総合考課(成績考課・情意考課) → １級～３級 ・能力考課 → ４級～８級 |
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| 【職能要件】 １級～３級 職能 … 定型・判断・熟練 成績 … 処理改善、補助、後輩指導 情意 … 規律性、積極性、責任性、強調性、問題意識 保有能力 … 工夫力、表現力、理解力、指導力 ４級～５級 職能 … 監督・指導 成績 … 業務推進、管理、指導、補佐 情意 … 規律性、積極性、責任性、強調性、改善意識 保有能力 … 企画力、折衝力、判断力、指導力 ６級～８級 職能 … 統括・管理・監督 成績 … 業務統括、業務管理、人材育成、補佐 情意 … 積極性、責任性、強調性、経営意識 保有能力 … 業務企画力、折衝力、情報分析力、判断力、統率力 |
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昭和62年に操業開始し、業務・設備の充実を経て平成４年に独立。
以前は、総合職と専門・技術職の２コースを設定しそれぞれのコースで規定を設けていた。 独立を機に、人材育成のあり方を練り直し、現在は１本化し職務に関係なく皆が人として成長し、企業が同じ方向を目指して目標達成できるように定め作成した。 |
