職業能力開発計画事例088

 
 
 
 
    株式会社 テクノあすか
 
 
 
 
 
情報掲載年度 2014年度
情報掲載日 2015年1月23日
都道府県 神奈川県
資本金 1000万円未満
 
従業員数 50人未満
産業分類 建設業
助成金の申請 なし
助成メニュー  
 
 
【企業理念】
・最高の技術をもって社会に貢献します。

【行動規範】
・挑戦・柔軟・誠実

【行動指針】
・役員及び社員は『企業理念』の実現に向けあらゆる事業活動の実践において『行動規範』の精神に則るとともに以下の『行動指針』を遵守する。
・経営トップは自ら率先垂範の上、決めた事、決められた事を周知徹底し、基礎作業と企業倫理の徹底をはかる。
1、良質な商品・サービスの提供
優れた溶接技術に基づき品質・価格・安全性の面で優良な商品とサービスの提供に努めるとともに、お客様から高い評価と信頼を得る。
2、法令の遵守
法令を遵守し、公正で自由闊達な事業活動を行い誠実に行動する。
3、人権の尊重
社会の人々、従業員は個として尊重し、事業活動において一切の差別を行わない。
4、働きがいのある職場環境
従業員にとって魅力に富み、安全で働きがいのある技能集団の職場を提供する。

【当社の社員像】
1、法令を遵守し、安全・品質を第一優先に行動する溶接配管の技能集団である。
2、個の人権を尊重し、共同作業に於ける、協調性・コミュニケーションが図れる社員
3、顧客の目線で物事を見て判断し、行動する社員。

【人材育成の基本方針】
1、溶接技能集団として、公的資格(JIS溶接技能講習)・顧客資格の取得
2、安全・品質に対して、持続継続的な教育の徹底(情報の周知徹底過去事例からの再発防止の徹底)
3、コミュニケーション能力を向上させ、報告・連絡・相談(ホーレンソー)の徹底を図る。
 
 
【従業員の配置に係る基本方針】
1、現場へ従事する場合は、当該現場で必要な公的資格・顧客資格保有者で工事仕様適合する従業員を人選する。
2、配管現場作業の難易度、顧客要求品質レベルにより、技量レベル・経験年数等を勘案し人選する。
3、現場に従事させる時は、事業主として「送出し教育」を実施し、受講後に配置する。

【従業員のキャリア形成に即した配置等雇用管理の具体的内容】
1、顧客の要求する安全・品質レベルを確保するため、溶接・鉄工作業に係る資格取得に向け、社内のOJT教育並びに外部教育を受講する。
2、基本作業・安全作業を確保するため、公的資格(作業主任者・技能講習・特別教育)を取得させ、法令順守の徹底をはかる。
3、新人は3か月の試雇期間中に事務所内・現場内において、定められた勤務態度配管作業への取り組む姿勢、技量、現場の協調性等のチェック項目を責任者・管理者により評価し、適応性・将来性について検討し教育訓練年間計画を立案する。
4、溶接技能者として、会社で定める公的資格・顧客資格を取得した者は、基本給に反映させる。また、会社の指定した安全・品質関係する資格の取得者には手当てを支給する。
 
 
【事業内における職務等の内容の明示】
階層別教育として、新人溶接鉄工技能工と責任者溶接鉄工技能工に区分し、下記に示す内容の教育訓練を実施し資格取得後に現場従事させる。

【新人溶接鉄工技能士】・・・各職務・作業内容により合法的に従事させる。
1、日本工業規格(JIS溶接)の資格を取得
2、日本ガス協会の資格取得
3、顧客講習の受講と資格取得
4、公的資格(特別教育・技能講習・免許)
5、安全教育(自社安全教育  顧客・外部安全衛生教育)への参加。

【責任者溶接鉄工技能士】・・・各職務・作業内容により合法的に従事させる。
1、品質向上教育(溶接品質のレベルアップ)
2、安全教育(自社安全教育  顧客・外部安全衛生教育)への参加。
3、現場責任者として公的資格の取得推進。

【事業内における職務等に必要な職務能力の内容及びレベルの明示】
各職務により必要な公的・顧客資格を取得させる。

◎新人
  JIS溶接(被服アーク溶接)基本級・専門級(N-2P)管の突合せ溶接資格取得上記資格の取得に向け、OJT教育・(一般財団法人)日本溶接技術センターでの技能訓練の実施
  被服アーク溶接資格取得後、TIG溶接工法での資格(基本級T-1F 専門級T-1P)の資格取得。
  顧客の『導入教育』、『溶接士研修』を受講・研修し、技能検定とガス部門安全関係の講習を受講する。
  公的資格(特別教育・技能講習)取得(配管溶接工事に必要な15種類)に向け、講習会日程・取得種類を選定し、年間計画に基づき実施する。

◎責任者
  作業中に労働者を直接指導・教育する立場の責任者として、安全又は衛生、品質に関して、職長教育を受講する。尚、職長教育は5年ごとに再教育し、能力向上をはかる。
  専門知識及び技能・技術に基づき、自らの問題解決能力や現場経験力で、配管溶接・鉄鋼分野で職務の多様化・高度化に対応した安全・品質・向上にむけ作業手順、工具の改善を図る。

(【別紙】各種教育訓練体系図 参照)
 
 
・別紙 各種資格教育体系